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4月11日は「#しっかりいい朝食の日」 企業のSNS投稿15事例
「#しっかりいい朝食の日」を活用して投稿している企業は、食品メーカーが中心かと思われがちですが、実際には家電メーカーや大学、ホテル、さらには大使館まで、その幅広さに驚かされます。共通しているのは、「朝食」というテーマを軸にしながら、それぞれの立場から自社の製品やサービスを自然に紹介している点です。
吉野家やガスト、デニーズといった飲食チェーンは、モーニングメニューの利用を促すかたちで記念日を活用していますし、カロリーメイトや三幸製菓のような食品メーカーは、忙しい朝にぴったりの時短朝食やアレンジレシピといった実用的な提案を投稿に盛り込んでいました。また、立命館大学は生協による「100円朝食」の取り組みを紹介することで、学生へ取り組みを伝える手段として上手く活用しており、生活に密着した情報としての訴求力を高めています。
一方で、エレコムや帝人のような一見「食」とは関わりがなさそうな企業でも、「朝の習慣」や「朝食にまつわる雑談」といった形で投稿を展開しており、親しみやすさやフレンドリーな印象の醸成に活かしていました。
dポイントクラブや明治が実施した「パン派?ごはん派?」の投票投稿は、SNSらしい工夫の一例。「パン派=リポスト」「ごはん派=いいね」というように二択形式にすることで、ユーザー参加型の企画として投稿していました。ユーザーも「朝食」という身近なテーマなため、比較的気軽に参加できる点もメリットのように考えられます。
多くの企業が「#しっかりいい朝食の日」をつけ、4月10日〜11日朝方に投稿を集中させていました。「朝食の日」のテーマに対する適切な時間帯を選んでいるようです。
今年もまもなく「#しっかりいい朝食の日」、4月11日がやってきます。
業種を問わず多くの企業が参加しやすいこの記念日は、SNS投稿のネタとしても非常に優秀です。ブランドらしさを活かしつつ、生活者との距離を縮めるチャンスとして、今年はあなたのアカウントでも活用してみてはいかがでしょうか。
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