デザイナー・永野護が手がける人気漫画『ファイブスター物語』が連載40周年を迎え、株式会社KADOKAWAはこの記念すべき年を祝うため、特別な交通広告を展開した。3月23日から29日まで、JR山手線の各駅において、40種類のポスターが掲出された。この広告キャンペーンは、山手線の駅ごとに異なるデザインのポスターが掲出されるというユニークな方式をとり、キャラクターごとにファンが訪れたくなる設計となっている。

『ファイブスター物語』は、アニメ誌「月刊ニュータイプ」で連載されている作品。騎士や巨大ロボット、神話的な世界観が織り成す物語は、多くのファンを魅了し、多くの関連書籍が発行されてきた。これまでに単行本のシリーズ累計発行部数が1000万部を突破しており、その人気を証明している。

新宿駅や秋葉原駅、池袋駅など、山手線の28の主要駅においてポスターが大々的に掲示。毎駅で異なるデザインが楽しめる内容となっており、訪れるたびに新しい発見があるという楽しみを提供している。この試みは、ファンが各駅を巡りながら作品の魅力を再確認できる機会として喜ばれている。

今回使用した「山手ホームセットプラス」は、駅ごとに異なるクリエイティブを展開できるのが大きな特徴。単なる掲出ではなく、キャラクターやビジュアルを駅ごとに変えることで、「全駅制覇」という行動を自然に生み出せる設計になっている。実際、これまでもファン向け施策で多く活用されてきたが、ファイブスター物語の取り組みもその好例。すべてのポスターを撮影したいというニーズを前提に設計されており、ファンの行動をうまく引き出している。交通空間を最大限に活用しながら、認知拡大だけでなくファンへの「体験価値の向上」まで設計されているプロモーションといえる

