株式会社Mizkan Holdingsは、調味料「味ぽん」のプロモーションとして、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』とのタイアップ企画「海底ぽんレシピ」を展開し、都営大江戸線六本木駅にて広告掲出を実施した。

本企画は、映画の舞台である"海底"の世界観と味ぽんの汎用性を掛け合わせた取り組みだ。「もしも海底人が味ぽんを手に入れたら」という発想のもと、深海魚をモチーフにした空想レシピと、日常の食材で再現可能な代替レシピを同時に提示する構成となっている。長年にわたり魚料理との親和性を訴求してきた同ブランドの文脈を踏まえつつ、新たな楽しみ方を提示する狙いが背景にある。

2026年4月13日から19日にかけて、大江戸線六本木駅構内に「海底ぽんレシピ」のビジュアル広告を掲出した。日本一深く潜る地下鉄として知られる同駅の特性を活かし、利用者がエスカレーターで地下深くへと移動する動線そのものを"海底へ潜る体験"に見立てた演出が特徴だ。掲出されたビジュアルには、シーラカンスやダイオウグソクムシといった深海生物をモチーフにしたインパクトのある料理が描かれ、非日常的な世界観を視覚的に訴求する構成となっている。また、公式SNSと連動し、レシピを段階的に公開することでオンライン上での拡散も狙った。

日本一深い地下鉄駅として知られる大江戸線六本木駅の「深さ」を媒体価値として取り込み、利用者が地下へ降りていく身体感覚を映画の海底世界と接続させ、掲出場所そのものがメッセージの一部として機能している。人通りの多さではなく、移動体験と作品テーマが一致する場所を選んだことで、広告接触が視認だけで終わらず、体験を伴う記憶に変換されやすい。

