りそな銀行は、春のキャンペーン「春のまつりそな2026」にあわせて、首都圏および関西圏の主要駅を中心に交通広告を展開した。掲出は2026年4月13日から19日にかけて実施され、駅構内の大型ボードやジャック広告など複数媒体を横断したプロモーションとなっている。

本施策は、新生活シーズンにおける口座開設や各種金融サービスの利用促進を狙った取り組みである。口座保有の有無を問わず参加できる特典を用意することで、既存顧客だけでなく新規顧客との接点拡大を図る狙いが背景にある。金融サービスは接点が限定されがちな領域であるため、日常導線上での認知獲得と興味喚起を強化する意図がうかがえる。

広告は、東急東横線渋谷駅やJR渋谷駅、京王井の頭線渋谷駅といった高トラフィック拠点に加え、大阪エリアでも阪急・阪神・JRの主要駅を横断する形で実施された。特に渋谷駅では改札周辺や大型ボードを活用し、面的にブランド露出を高める構成となっている。さらに一部媒体ではピールオフ形式を採用し、掲出物からノベルティを持ち帰ることができる仕掛けを取り入れた点が特徴だ。視認にとどまらず、接触から行動へとつなげる導線設計が施されている。
りそな銀行が採用したピールオフ広告は、「剥がす」という能動的な体験を通じてブランドへの関心を高めるとともに、SNS上での共有による認知拡大や、配布物を介した高いサンプリング効果が期待できる施策となっている。4月は就職や転勤、進学によって生活環境が大きく変化し、給与振込口座や日常的に利用する金融サービスを見直すきっかけが生まれやすいタイミングである。こうした新生活の立ち上がりに合わせ、ピールオフを取り入れた体験型の広告を首都圏・関西圏の主要駅で集中的に展開した点は、生活変化に伴う金融ニーズを捉え、口座開設やサービス利用といった具体的なアクションへと接続させる狙いがあると考えられる。

