ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社と株式会社KOMPEITOは、2026年6月16日から19日にかけて有楽町・東京交通会館のイベントスペースで、「真実の口」をモチーフにした栄養診断機能付き自動販売機「栄養診断自販機」の体験会を開催した。

日本では成人の死亡原因の約85%を生活習慣病が占めており、食習慣の改善は長年の課題となっている。なかでも深刻なのが「隠れ栄養不良」で、成人の3人に1人が該当し、83%が昼食の栄養バランスの乱れを抱えているにもかかわらず、52%は自分が栄養不良であることに気づいていないという。今回の取り組みはこうした現状を背景に、見た目にはわからない栄養状況を可視化しオフィスワーカーの食習慣改善を促すことを目的としている。
開発を主導したのは、25,000拠点以上のオフィスに設置型健康社食「OFFICE DE YASAI」を展開するKOMPEITOと、キウイフルーツブランドのゼスプリ。両社は「ワーク栄養バランス」の実現に向けたパートナーシップを締結しており、今回の自販機はその具体的な施策として生まれた。
自販機のデザインは、ローマの石像「真実の口」をモチーフにしている。「嘘つきが口に手を入れると抜けなくなる」という伝説で知られる像と掛けており、「手をかざすと栄養の真実がわかる」というコンセプトを体現している。

内部にはドイツのBiozoom services社が開発した測定器を搭載。手をかざすだけで皮膚上のカロテノイド量を光学的に測定し、果物などから摂取した栄養状況をスコアとして推定する。診断後はそのスコアに応じて自販機内部からキウイが手渡される仕様で、結果の可視化と同時に栄養改善の行動を促す体験になっている。

体験会の終了を受け、6月22日からはキユーピー株式会社本社に自販機が設置される。従業員への栄養診断機会の提供と健康経営における有効性検証を目的に、26日まで稼働する予定だ。

キウイがどんなに栄養豊富でも、自分が栄養不足だと気づいていない人は手を伸ばさない。「真実の口」という遊び心のある入口でその壁を崩し、スコアという数値で栄養状態を自分事にするのが第一の肝になっている。そして気づきからキウイの受け取りまでをその場で完結させることで、通常は離脱が起きる「知ってから行動するまでのタイムラグ」を丸ごと消している。

