目黒蓮&ミニREN モトローラ大型広告
渋谷駅構内にて展開された折り畳みスマートフォン「motorola razr 50」の広告です。
広告には、モトローラー・モビリティ・ジャパンのブランドアンバサダーに就任したSnowManの目黒蓮さんが登場。目黒蓮さんのアバター「ミニREN」も登場し、「そろそろ、“フツー”に飽きてきた？」というコピーとともに、先進性を感じるスタイリッシュなデザインとなっています。
また、今回の広告に合わせてAIを使い自分のアバターが生成できる特設サイトをオープン。ここで作成した自身のアバターを、Xでハッシュタグを付けて投稿すると、抽選で目黒さんと自分のアバターがCM共演できるキャンペーンになっていました。このキャンペーンの影響もあり、SNSでは多くの人が自分のアバターを投稿し、話題となっていました。
もちろん、この大型広告についても、多くの目黒蓮さんファンが見に訪れており、SNS上でも拡散されました。この拡散によって目黒蓮さんファン以外の人の目にも触れ、多くのユーザーに認知されたと思います。
若年層をターゲットとした広告だと思われますが、広告から伝わってくる製品の「真新しさ」や「カッコ良さ」から幅広い層が興味を持ったのではないでしょうか。
10月10日は柿の種の日！柿の種愛広告
東京駅構内にて展開された「柿の種」の広告です。亀田製菓株式会社は10月10日の「亀田の柿の種の日」に併せ、東京駅新幹線乗り換え口周辺に「柿の種愛」を表現する広告を掲出。「心と体の栄養源」や「わたしにとって完全食！」などの大きいコピーは全て柿の種で表現されています。実はこのコピー、X（旧Twitter）でユーザーから募集した「あなたにとって柿の種とは？」のメッセージの数々。柿の種愛をユニークに表現したメッセージの数々は、多くの通行人を楽しませたのではないでしょうか。
柿の種のみで「柿の種愛」を表現したこのクリエイティブは、シンプルでありながらインパクトがありました。新幹線に乗る前に思わず柿の種を購入したくなるような、柿の種愛の詰まった広告でした。
編集部からの一言
2024年10月に話題となった面白い広告を紹介しました。今回は今話題の人が登場する広告が多数登場しました。
大谷翔平選手の広告は偉業を称えるもので、日本中が祝福ムードということもあり、SNSでも大きな話題となりました。
SNSでの話題化を狙ったものとしては、MOWの広告は特に効果を発揮したのではないでしょうか。「かくれんぼ」と称して写真の投稿を促すキャンペーンによりSNSで拡散され、渋谷へ行くことのなかったユーザーの目にも触れる広告となりました。
拡散力と言えば、モトローラの目黒蓮さんの広告。今一番の影響力を持つと言っても過言ではない目黒蓮さんの大型広告は多くのファンが広告を見に訪れ、SNSで拡散されていました。自分のアバターを作って応募するキャンペーンと併せて、かなりの拡散力となったのではないでしょうか。
キングオブコント2024の広告は毎年恒例の人気イベントということもあり、注目度の高いファイナリストたちがメインとなるクリエイティブでした。広告をきっかけに誰が優勝するのか予想した人たちも多かったと思います。
そんな話題の人たちが広告に多数登場する中、異彩を放っていたのは柿の種の広告。並べられた柿の種によって書かれた様々なコピーで「柿の種愛」を表現した、柿の種のみが登場するシンプルなクリエイティブでした。亀田製菓の広告はユニークなものが多く、今回も多くの人を楽しませる、記憶に残る広告でした。
来月以降も、どういった広告が見れるのか楽しみですね。
過去の事例はこちらからご覧いただけます：面白い広告まとめ | ネットでバズった話題の広告
小松未知子 アドクロ編集部
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