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フォロワー数は関係ない!SNSで売上向上の方法をSNSプロが解説
編集部:アカウントを作りたての場合、まずどこに注力をすればいいですか。
重枝:SNS媒体によって対策は変わりますね。
例えばInstagramやTikTokの場合は、とにかくコンテンツ作りに注力すべきです。これはフォロワーが多かろうが少なかろうが絶対にやるべきことです。なぜかというと、InstagramとTikTokに関しては、フォロワー数が多いほど有利になるというよりは、アカウントを開けて間もなかったとしても一定の露出のチャンスを貰えるからです。
反対にXではまだまだフォロワーの多いほうが有利である、という流れが強いです。そのため、既に一定のフォロワーを抱えている方とコラボをしてみる、トレンド化しているハッシュタグに対して露出をしていく、等の動きが必要になります。ただ、Xは1日に大量投稿しても不利にならないため、ある程度のフォロワーを獲得するまでは1日20投稿くらいしてもいいかもしれないですね。場合によっては1日30投稿行う人もいます。
これがInstagramやTikTokになってくると工数がかかってしまうので、物理的に1日大量に投稿を行うということが難しくなり、1日1投稿くらいになると思います。
注意点として、Xで大量に投稿を行うこと自体は問題ありませんが、自分たちの商品と全く関連性のないトレンドを追いかけて投稿にそのハッシュタグを付ける行為を繰り返すとスパム扱いされてしまうので、あくまで関連性というところは意識してほしいです。
編集部:まずは毎日投稿を続けることが大事なんですね。
重枝:そうですね。ただ、毎日の投稿は単純に関連性の高いフォロワーを増やすためだけの行動ではありません。
大切なのはどんな投稿がユーザーに受け入れてもらえるのかを見つける必要があるので、XにしろInstagramにしろTikTokにしろ、毎日投稿を続けることで自分たちなりのターゲットに刺さるコンテンツを探してほしいです。
どんな媒体であれ、アカウントを開けて間もなかったとしても、投稿は少数には露出される仕組みになっています。そこで反応を得られればさらに多くに拡散していくため、アルゴリズムを信頼して良質なコンテンツ作りを続けていけば、どの投稿がバズりやすいのかを把握できます(第2回へ続く)
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