株式会社Greenspoonは、2024年12月1日から関西エリアで初となるテレビCMの放送を開始した。同社が展開する「GREEN SPOON」は、「自分を好きでいつづけられる人生を。」をビジョンに掲げ、素材そのままの野菜たっぷりのおうちごはんを提供している。
同ブランドは2020年の誕生以来、スムージーや野菜スープ、サラダ、メインディッシュ、Rice & Pastaシリーズと商品ラインナップを拡充してきた。今回のTVCMは、「オフィスでのランチ」と「帰宅後の夕食」という日常的なシーンに焦点を当て、食生活における「野菜担当」としての商品価値を訴求する内容となっている。
CMでは「King's Brunch 温野菜たっぷり濃厚トマトのビスクポタージュ」と「鶏もも肉とオリーブの完熟トマト煮込み」を主要商品として取り上げた。前者はイセエビベースの濃厚ビスクに大ぶりの野菜を組み合わせた贅沢なポタージュで、後者はイタリアの郷土料理「カチャトーラ」をヒントに開発された一品だ。
GREEN SPOON株式会社マーケティング責任者の伊藤成美氏によると、2024年夏頃から本CMの企画を検討し始めたそうだ。POPUPなどの大型企画に挑戦する中で、より多くの消費者へリーチできる取り組みを模索した結果、テレビCMという手法にたどり着いたという。
CMのクリエイティブでは、昼と夜のシーンを分けて放送することで、商品の活用シーンを明確に打ち出すことに注力。オフィスでの利用や夜遅めの帰宅後など、様々なライフスタイルに合わせた活用方法を提案する内容となっている。
展開エリアについて、まずは関西エリアでテスト配信を実施することを決定。「関東エリアでの展開方法を検討する上で、まずは関西エリアでのテスト実施から始めることにした」と伊藤氏は語った。このテスト配信の結果を踏まえ、関東エリアでの展開方法を検討していくそうだ。
「GREEN SPOON」は「おいしい」「かんたん」「たのしい」「ヘルシー」を重視し、忙しい現代人でも手軽に野菜を摂取できる商品を展開している。今回のテレビCM展開を通じて、より多くの消費者に向けて商品価値の訴求を強化する方針だ。
加藤誠也 アドクロ編集部
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