LINEヤフー株式会社が2024年上期のインターネット利用環境に関する調査を実施しました。
その結果、15歳から79歳の全体でスマートフォンのみでインターネットを利用する人が最も多いことが明らかになりました。
特に、女性のスマホのみでの利用比率が高く、65%がスマホのみを利用しています。
また、60代以上のシニア層では、スマートフォンでのインターネット利用者が過去3年間で顕著に増加しており、その傾向が注目されています。
LINEヤフーは、今後もインターネット利用に関する調査を定期的に実施し、サービスの向上に努めていくとしています。
日常的なインターネットの利用環境

インターネット利用状況は、全体の89%がスマホを利用しており、PC利用者は35%にとどまっています。利用形態の構成比では、「スマホのみ」の利用者が最も多く、全体の55%を占めています。一方、「スマホとPC」を併用している人は34%、「PCのみ」の利用者はわずか1%となっています。
直近3年間の推移

直近3年間のインターネット利用者の推移では、「スマホのみ」の利用者が増加傾向に。2024年4月に55%と9ポイント上昇しました。
男女別に見ても、いずれも「スマホのみ」利用者は増加しており、特に女性は65%が「スマホのみ」を利用しており、男性より高くなっています。
年代別


60代以上のシニア層では、直近3年間で「スマホ」を利用したインターネット利用が顕著に増加しています。2021年10月から2024年4月までの間に、60代は9ポイント増加して87%、70代は17ポイント増加して59%に達しました。
調査概要
- 調査地区:全国
- 標本抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
- 調査方法:調査員による個別訪問留置調査
- 調査対象者:15~79歳の男女 合計1,158サンプル
- 調査期間:2024年4月
- 引用元:プレスリリース