【新宿】2024年12月23日週 OOHレポート

公開日：2024年12月26日更新日：2024年12月26日

アドクロ編集部がお届けする2024年12月23日の新宿OOHレポート。新宿で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOHレポートはこちら。

Topics①：「8番出口」「8番のりば」の広告

新宿メトロツインプレミアムセット

新宿メトロプロムナードで展開された、「8番出口」「8番のりば」の広告です。

「異変発生中」という黄色いポップと共に、「フラッシュ撮影で異変をみつけよう！」という体験要素を盛り込んでいる点が特徴です。実際にフラッシュを焚いて撮影すると、“異変”が確認できる広告となっています。

全体的に暗めのトーンで仕上げられた広告は、ホラーやミステリー要素のあるゲームの雰囲気を演出しており、通行人の興味を引く仕掛けとなっていました。

Topics②：ユニクロの広告

新宿中央通路ハーフジャック＋

新宿駅構内で展開された、ユニクロの年末年始セール「年末祭・新年祭」を告知する広告です。

デザインは赤と白を基調とし、イラストレーション形式で様々な人々の日常的なシーンを描いています。「年末年始にいるいる、あんな人や、こんな人。（もしかしたらあなたも？）」というコピーで始まり、「年末年始いろいろ劇場」というタイトルで、買い物や休暇中の“あるある”な人々の姿をユーモアたっぷりに表現しています。

マンガのような親しみやすいイラストと、休みすぎて曜日感覚がなくなる人や、セールで服を買い込む人など、年末年始に見られる典型的な行動を、共感を誘うようなシチュエーションで描いているこ点が印象的でありつつ、ユニクロの商品ラインナップも自然な形で紹介されていました。

Topics③：FODの広告

新宿ウォール456

新宿駅構内で展開された、動画配信サービスFODの広告です。

新宿の主要媒体で展開された広告は大きく分けると2要素で構成されていました。

1つ目は、大きな割引キャンペーンの告知です。「スタートプライスキャンペーン」として約79%OFFという大幅な価格割引を提示し、サービスを訴求する広告、2つ目はFODで配信されているドラマのラインナップ紹介です。「使命の数だけ、ドラマがある。」というコピーを掲げ、様々な作品を展開しています。

渋谷では「家族ドラマ」をテーマにした広告も展開。年末年始のタイミングを意識した大規模プロモーションとなっていました（参考：【渋谷】2024年12月23日週 OOHレポート）

Topics④：Netflix「イカゲーム」シーズン2の広告

新宿BBB

新宿駅構内で展開されたNetflix「イカゲーム」シーズン2の広告です。

同作で印象的な「だるまさんが転んだ」のシーンを再現した広告となっています。

作品の中にある「だるまさんが転んだ」の世界観をそのまま再現したような表現を採用。箱の形をしたサイネージからはロボットの少女が「だるまさんが転んだ」とアナウンスしつつ、駅構内の上部にあるビジョンでは、そのアナウンスに合わせて人物たちが動く映像が映し出され、“だるまさんが転んだ”を疑似体験できる空間となっていました。