【新宿】2025年1月20日週 OOHレポート

更新日：2025年01月29日

アドクロ編集部がお届けする2025年1月20日の新宿OOHレポート。新宿で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去の渋谷OOHレポートも御覧ください。

Topics①：Audibleの広告

新宿駅で展開中、Amazonのオーディオブックサービス「Audible」の広告です。

広告では、サービスの特徴である「ながら聴き」の様子を、スマートフォンを操作する人物や、リラックスした環境で音声を楽しむシーンを通して表現していました。

画面には、オレンジを基調としたAudibleのブランドカラーを用いて、白やブルーのコントラストによって視認性を高めています。また、「通勤・移動時間がお楽しみ時間に化ける」というコピーと共に、実際の利用シーンを複数ビジュアルで紹介することで、「オーディオブック」というサービスの利便性や魅力を具体的に伝えています。

通勤・通学者の往来が多い駅構内という場所柄を活かし、「ながら聴き」というサービスの特徴と、実際の使用シーンを結びつけた広告展開となっていました。

Topics②：ブルーアーカイブの広告

新宿ウォール456

新宿駅で展開中、モバイルゲーム「ブルーアーカイブ」の広告です。

動画では、複数のキャラクターカットを横長に配置。様々なシーンが印象的なクリエイティブとなっており、視覚的なメリハリを生み出していました。

通路に沿って長く続く大型ビジュアルは、キャラクターの表情や動きのある画面展開で、ユーザーの興味を引く構成となっていました。

Topics③：TOYO TIRES（トーヨータイヤ）の広告

新宿スーパープレミアムセット

※スーパープレミアム4面展開

新宿駅で展開されたTOYO TIRES（トーヨータイヤ）の広告です。

雄大な雪景色をバックに、颯爽と滑り降りるスキーヤーやスノーボーダーの姿をとらえた写真の中に、スタッドレスタイヤを装着した車の写真が並べられています。

白地に写真と青いロゴを入れるというシンプルなデザインで文字は少なめですが、「PLAY WINTER」というコピーが印象的です。ウィンタースポーツを楽しみたい人を、TOYO TIRESのスタッドレスタイヤがサポートしていることを、さりげなくアピールしていたように感じました。

Topics④：「ヲタクに恋は難しい展」＆「先輩がうざい後輩の話」の広告

新宿メトロツインプレミアムセット

新宿駅で展開された「ヲタクに恋は難しい展」と「先輩がうざい後輩の話」最終巻発売を告知する広告です。この2作品は一迅社から出版されており、今回並んで掲出されていました。

まず、「ヲタクに恋は難しい」は漫画家・ふじた氏による人気作品。今回の広告は誕生10周年を記念し開催される展覧会の告知でした。広告の左側には10周年をアピールした主人公の2人が描かれており、右側には登場人物たちのビジュアルが掲載されています。カラフルな色使いで、作品ファンをはじめ、多くの通行人の目を引くクリエイティブでした。

一方、「先輩がうざい後輩の話」は漫画家・しろまんた氏による日常ラブコメ。シリーズ累計150万部を突破（電子書籍含む）した人気作で、2月3日に発売される13巻で完結するため、最終巻発売を記念して大型広告が掲出されました。

広告の中央には主人公たちが描かれ、その左右にはファンから募集した応援メッセージや、TVアニメ版のキャスト6名からのメッセージを掲載した“寄せ書き広告”となっていました。