アドクロ編集部がお届けする2025年2月3日の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。
Topics①：moomoo証券の広告
moomoo証券の米国株取引アプリの広告です。
オレンジの背景に、起用された松重豊さんの写真が印象的な広告です。ビジュアル上にはチャートやデータが描かれ、投資家向けツールであることを表現していました。
広告のメインコピーには「米国株 No.1アプリ」という明確なポジショニングを打ち出し、その横に「No.1」「150万」「2,400万」という数字を明示することで、サービスの信頼性と規模感を表現しているようでした。
広告の設置場所である渋谷は、若い世代からビジネスパーソンまで幅広い層が行き交う場所です。スマートフォンアプリを通じた投資というサービスを、景観に溶け込ませながら効果的に訴求した広告となっていました。
Topics②：「午後の紅茶」と「トリリオンゲーム」のコラボ広告
キリン「午後の紅茶」と映画「トリリオンゲーム」のコラボ広告です。
両方とも起用されているSnow Manの目黒蓮さんが大きく描かれたビジュアルが印象的です。
左側の映画「トリリオンゲーム」の広告は、ゴールドと黒を基調としたデザインでトランプのスペードをモチーフにした高級感のある演出となっています。2025年2月14日のロードショー公開を告知し、映画のスリリングな世界観を表現しています。
右側のキリン午後の紅茶の広告は、白を基調とした清潔感のあるデザインで、目黒さんが白いタキシードを着用し、紅茶を優雅に楽しむ様子を切り取っています。「世界を温めるミルクティーの男」というコピーは、商品の世界観とモデルのイメージを巧みに結びつけています。商品ボトルも控えめに配置され、上質な雰囲気を損なわないデザインとなっていました。
Topics③：TISSOT（ティソ）の広告
渋谷駅前で展開された、TISSOT（ティソ）の腕時計の広告です。
円柱状の大型広告スペースを活用し、シンプルかつインパクトのある広告を展開しています。黒を基調としたスタイリッシュな背景に、プロバスケットボール選手の河村勇輝選手が腕時計を着用した姿を大きく配置し、「わが未知をゆけ。」という力強いメッセージが描かれました。
広告デザインは、スポーティーでモダンな雰囲気を演出。渋谷のスクランブル交差点に面した好立地に設置することで、多くの通行人の目に触れる機会を創出し長ら、独自の存在感を放っている広告でした。
Topics④：「S区の奇妙な人々」の広告
SHIBUYA WILD POSTING
DMM TVのオリジナル番組「S区の奇妙な人々」の宣伝広告です。
ジャルジャル、シソンヌなど出演者の写真は表情豊かなカットを使用し、それぞれのキャラクター性や個性が伝わるよう工夫されています。各写真には出演者たちが扮するキャラクターの名前やキャッチコピーが添えられ、視聴者の興味を引く仕掛けに。
選挙ポスターを模したデザインを採用し、番組のユニークな世界観を表現。壁一面に個性的な登場人物のポスターが並ぶことで、まるで架空の選挙が行われているかのような錯覚を生み出していました。
中央には番組タイトルと「前代未聞のコントサスペンス」というキャッチコピーが大きく配置されており、コメディとミステリーを掛け合わせた番組のジャンルを強調。また、DMM TVの独占配信であることが書かれており、広告を見た通行人をプラットフォームへ誘導する内容となっていました。
Topics⑤：漫画「氷の城壁」の広告
阿賀沢紅茶の漫画『氷の城壁』最終巻およびTVアニメ化の告知広告です。
広告の中央には作品タイトル「氷の城壁」が大きく配置され、その右側には最終14巻の発売日が2月4日であることを告知。また「TVアニメ化決定」という情報も記載されるなど、作品の展開の広がりを伝えています。シリーズの完結とアニメ化という二つの告知をバランスよく訴求した内容になっています。
氷のような青い城壁をモチーフにした背景に、キャラクターたちの表情豊かなイラストが描かれている点が特徴的。「高校生4人の青春混線ストーリー」というキャッチコピーとともに、作品の世界観を端的に表現しているようでした。
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Topics⑥：映画「ファーストキス」の広告
Topics⑥：映画「ファーストキス」の広告
アドクロ編集部
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