アドクロ編集部がお届けする2025年2月17日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。
Topics①：ホームズの広告
渋谷駅前で展開された、HOMES(ホームズ)の広告です。
オレンジ色を基調としたこの広告では、CUTIE STREETとすしざんまいの木村清社長がコラボ。「鮮度がよくちゃだめですか？」というキャッチコピーを前面に打ち出しています。“鮮度”という概念を不動産情報に転用することで、新しい物件情報の重要性と同社サービスの情報の“鮮度”を上手く表現していました。
ポップなオレンジ色の背景と「見たことがある」人物を配置することで視認性を高め、ユーザーフレンドリーなサービスである雰囲気を感じさせられました。
渋谷駅工事現場仮囲い広告
同広告は渋谷駅前の広場をはじめ、渋谷駅構内や電車内中吊り広告でも展開されていました（編集部調べ）
Topics②：朝日新聞の広告
渋谷駅で展開された、朝日新聞の広告です。
赤い枠組みのエレベーターをモチーフにしたデザインが特徴的で、時系列に沿った物語性を持たせています。広告では、お笑い芸人空気階段を起用。「朝日新聞をはじめて○ヶ月後」というスライドとともに、水川かたまりさんが徐々に増えて、エレベーター内に密集している様子を描いた動画になっていました。
広告は新聞本誌ではなく、電子版をプッシュした内容になっていました。サイネージを活用してエレベーター風のビジュアルを描いたデザインはとてもインパクトのある仕上がりでした。
Topics③：サッポロサワー氷彩の広告
渋谷駅で展開された、サッポロビールの新商品発売告知広告です。
深い紺色を背景にビール缶を大きく配置した印象的な広告です。「明日、2/18 名酒、解禁。」という端的なキャッチコピーが中央に配置され、新商品の発売日を告知していました。広告には「飲めばわかる」というタグラインに続き、様々な年代の消費者の声を想定したコメントが散りばめられていました。
19日に再度広告を見ると、デザインが変わっていました。サッポロサワー氷彩の広告だったようです。「解禁」というキーワードや、「サワーにも、名酒があった。」というコピーが商品への期待や好奇心をくすぐるビジュアルとなっていました。
Topics④：パナソニックの広告
渋谷駅で展開された、パナソニックの食洗機プロモーション広告です。
白を基調としたシンプルなデザインで、「食洗機は甘えですか？」という挑戦的な問いかけから始まる対話型広告となっています。消費者の「家事根性論」という社会的な考え方に焦点を当て、消費者の疑問を解消していく形式を取っていました。
「食洗機は手洗いよりも落ちにくいイメージ…」という懸念に対し、「大丈夫、汚れを落とすプロです」とシンプルに回答する形式や、「海外のように、食洗機に任せて楽をするってダメなこと？」という問いに「大丈夫、日本でも3人に1人が使っています」と返答するなど、消費者の不安や疑問に直接応える対話形式が特徴的でした。
Topics⑤：HARIASクッションファンデーションの広告
渋谷駅で展開された、HARIASクッションファンデーションの広告です。
広告の上部にはIMP.のメンバーが写り、下部には製品画像が配置。「harias × IMP.」というコラボレーションロゴが広告下部に大きく表示され、ファンには嬉しい広告展開となっていました。
全体的に青みがかった白を基調とした清潔感のある色調で統一され、コスメティック製品の高級感とモダンさを演出しています。「最高のキミに、会いたい。」というフレーズには、このファンデーションを使用することで引き出される、最高の自分に出会えるという意味が込められているようでした。
Topics⑥：メイベリンの広告
渋谷駅で展開された、メイベリンの広告です。
広告は「推し活」というファンカルチャーと化粧品の機能性を上手く掛け合わせており、「推し」に熱中する際の感情と、長時間落ちないリップの利便性を結びつけていました。アイドルやエンターテイメントのライブやイベントで長時間メイクを持続させたいという実用的なニーズに応えながら、ファンの感情に共感する姿勢を示した戦略的なメッセージングとなっています。
駅構内の大型媒体の形式を活かし、鮮明なリップのクローズアップ画像と黒背景のコントラストで視認性を高めています。規格と組み合わせることで、オンラインでの検索や投稿活動にも連動させる展開となっていました。
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今週掲載された応援広告を紹介！
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アドクロ編集部
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