Topics⑤：大阪・関西万博（EXPO2025）の広告
大阪・関西万博2025の広告です。
開催まで残り数日（※写真撮影時）を切ったこのタイミングで、前売りチケットを打ち出す戦略は、「万博に行きたいけれどまだチケットを購入していない」というグループに対する効果的な後押しとなっている印象を受けます。
同様の広告は東京都内の主要駅でも見られていましたが、会場に近い「大阪」エリアだからこそ響くメッセージであるようにも感じました。
Topics⑥：「ジモトメシ GOOD FOOD CARNIVAL」の広告
「ジモトメシ GOOD FOOD CARNIVAL」のイベント広告です。ビジュアルでは、ピンクを基調とした明るい色彩で視線を引きつけ、フォークとスプーンのアイコンで食のイベントであることを直感的に伝えています。
開催日時は2025年4月25日から29日と5月2日から6日で、まさにゴールデンウィーク期間中であることが注目すべき点です。現在4月中旬であることを考えると、行楽シーズンの予定を立てている人々に対する絶妙なタイミングでの訴求となっていました。
編集部から一言
今回はPAL CLOSETの春キャンペーン広告が印象的でした。
オレンジとパステルイエローを基調とした色彩選択は、春の陽気さと若々しさを直感的に伝えています。この時期は新学期や新社会人が環境に少し慣れ、自己表現としてのファッションへの投資意欲が高まるタイミング。そこに「即時性」という要素を組み込むことで、購買の即決を促すメッセージ設計となっていました。
駅構内という限られた接触時間の中で、色彩の視覚的インパクトと即時性のメッセージを組み合わせることで、通行者の足を止めさせ、オンラインショップへの流入を促す導線設計が見て取れました。
アドクロ編集部
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