Topics①:カーセンサーの広告

カーセンサーの広告です。人気漫画「シティーハンター」とのコラボレーションが大きな特徴となっています。
漫画のコマ割りを模した表現をそのままポスターに展開することで、通常のビジュアル広告にはない物語性を生み出している点が印象的。シティーハンターの主人公・冴羽リョウをはじめとするキャラクターが「検索」や「条件選び」といったサービスの機能をストーリー仕立てで表現しており、「車を探す」行為を作中の世界観を用いながら、コミカルかつエンターテインメント性の高い体験として描いていました。


掲出時期が9月初旬と、夏休み明けで人の移動が再び増える時期。秋は行楽やドライブの需要が高まる季節でもあり、中古車検索サービスとの親和性が高いタイミングを狙った展開とも言えそうです。
シティーハンターの世界観を借りることで楽しくサービスを理解できる仕掛けにしつつ、結果的にカーセンサーのブランドを強く印象づける戦略的な仕掛けになっていました。

Topics②:京王百貨店「大北海道展」の広告

京王百貨店「大北海道展」の広告です。ラーメンや海鮮丼、スイーツなど、北海道らしい多彩な食を訴求。特に季節的に9月はまだ暑さが残る時期であり、広告冒頭に「ひんやりスイーツ」を強調しているのは、涼しさを求める需要に応じた訴求と考えられます。

また、広告の一部には導線マップを配置するなど、実際の来場行動を後押しする仕組みを取り入れている点も目立ちます。ポスター形式のチラシがその場で持ち帰れるようになっているのも、駅という移動の場で「後で詳しく確認したい」という心理に寄り添った工夫と言えそうです。

いわゆる“食欲の秋”を目前に控えるタイミングで、北海道ブランドの安心感とグルメ体験のワクワク感を同時に伝えることで、幅広い客層の来場を促している広告展開でした。
Topics③:ELIXIR(エリクシール)の広告


「ELIXIR(エリクシール)」の新製品広告です。1面1メッセージのダイナミックなビジュアルに、柱サイネージと壁面を組み合わせた大規模なプロモーション展開が行われていました。
詳細な説明はなく、言葉をそぎ落とした構成によって伝えるメッセージを絞り込んでいる点が特徴的です。複雑な説明を避け、シンプルに「新成分の登場」と「発売日」を強調する戦略は、忙しく通行する人々に向けて最適化されたメッセージだといえそうです。
全体として、シンプルでありながら強烈な存在感を放つ広告でした。

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アメリカン・エキスプレス プラチナカードの広告
アメリカン・エキスプレス プラチナカードの広告

