アドクロ編集部がお届けする2025年11月10日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。
Topics①：B'zのニューアルバム「FYOP」の広告
B'zのニューアルバム「FYOP」の広告です。人通りの多い渋谷の広場というスペースの特性を活かし、平面的なビジュアルではなく巨大なラジカセの立体オブジェを展開。
ラジカセから炎が燃え上がるようなデザインは、B'zの音楽が持つ熱量やエネルギーを視覚的に表現し、アルバムへの期待感を高めているようです。オブジェ全体がネオンサインのようにライトアップされ、周囲にはスポットライトも配置されており、夜間でも目立つだけでなく、フォトスポット的な役割を強く意識した演出となっているように感じます。
「ラジカセ」が世代によっては懐かしさや、逆に新鮮なビジュアルとして受け止められる印象もあり、幅広い層へのアプローチを図っていることがうかがえました。
Topics②：timeleszニューシングル「Steal The Show / レシピ」の広告
timeleszのニューシングル「Steal The Show / レシピ」の広告です。
柱巻き広告は、静止画だけでなくデジタルサイネージを組み込んでいる点が特徴です。メンバーのアップの映像やミュージックビデオの一部を放映することで、ライブ感ある空間演出で通行人の視線を引きつけつつ、実際に足を止めて見入っている方もいらっしゃいました。また、柱ごとにピンク、緑、黄色など異なるカラーを設定しており、各メンバーの個性を際立たせる意図があると考えられます。
壁面ではメンバーのビジュアルを大きく連続して描いていました。写真を撮るファンの方の姿も多数あり、話題性が伺える広告展開でした。
timeleszの広告は先週も渋谷駅で展開されており、2週にわたっての大規模プロモーションとなりました。
Topics③：ケルヒャーの広告
ケルヒャーの高圧洗浄機「ハンディエア」の広告です。
複数の柱をジャックし、ブランドカラーである黄色と黒を全面的に使用。柱全体に「MUD KEEP OUT」と書かれた黄色い警告テープを巻き付けたデザインで、事件現場や工事現場の規制線を連想させつつ、通行人の視線を引きつけていました。「汚れ」を排除するという製品のベネフィットを強く訴求しています。
放映された動画内では、ハリウッド映画のワンシーンさながらの迫力で、保安官風の人物が描かれ、高圧洗浄機をまるで武器のように携えることで「汚れと戦う」「汚れを取り締まる」という世界観を演出。製品の洗浄能力を見せることで、その効果を直感的に伝えていました。
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CHARLES & KEITH（チャールズアンドキース）の広告
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アドクロ編集部
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