なぜ“プニプニ唇”は展開された?
本広告を担当している日本コカ・コーラ株式会社河合氏、WPPジャパン池山氏によると、今回の施策のターゲットは「リアルゴールド」を普段飲まれていない方で、最終的な目的は「リアルゴールド」製品の認知を獲得し新規飲用者を獲得することだといいます。
「本広告では、とにかくインパクトを出すことで、謎解きへの興味を持っていただきつつ、SNSなどで拡散を図り、WEB謎解きサイトに多くの方に訪問いただく事を目指しております。また、“このおうきなプニプニの唇は誰だ!?”という広告自体を謎解きの第1問目とする事で、通行される方にその場で楽しい謎解き体験をしていただき、謎解き自体に興味をもっていただけるようにしている」そうだ。
また「広告内には二次元コードを記載しています。WEB謎解きサイトに訪問いただき、サイト内にて“リアルゴールド”の製品認知と製品理解を深めていただき、新規にご購入いただく事を最終的な目的としている」という。
アドクロ編集部では、実際に現地で“プニプニの唇”を見に行きました。光沢感が妙にリアルさを出しつつも、実際に触ってみると納得の“プニプニ”感。ずっと触っていられる不思議な感触でした。

【2024年5月7日、アドクロ編集部にて撮影】
ただ、わざわざ立体演出をしなくても、ポスター印刷で唇のイラストを表現する手段もあったはず。なぜ、今回唇を立体で表現したのか河合氏、池山氏に聞いたところ、
「キャンペーン上、誰の唇とはまだお伝えできませんが…」としたうえで、「SNSでも度々話題になるあの人気キャラクターの唇を“おうき”くし、さらに実際の手触りやグロス感・形状なども再現することで、ただの広告ではなくて“体験になる広告”を目指した」そうだ。
広告枠を活用し、ユーザー参加型の企画にしていた点が印象的でした。通常の広告掲載であれば媒体費だけのところ、立体物の制作でプラスオンのコストが発生していたことは確かですが、それでもリアルを追求することでユニークな施策になっていたように感じます。SNSでは現地写真の投稿が複数みられましたが、見かけたら思わず写真を撮りたくなる気持ちも分かる、そんな広告でした。第2弾の展開にも注目していきたいところです。

