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40代の検索行動 約9割がインターネットで情報収集!検索に使う媒体は?
SEOコンサルティングサービス「ランクエスト」を運営する株式会社ecloreは、40代の男女150名を対象に情報収集と検索行動に関するアンケートを実施した。この調査では、日常的に利用される検索媒体や端末の種類、主に使用される検索エンジン、さらに検索結果の確認範囲など、具体的な検索行動について分析。40代の検索行動における最新のトレンドを明らかにした。
調査方法:インターネット調査
対象者:40代の男女150名
調査期間:2024年12月3日
出典元:「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」
40代が普段情報収集を行う媒体を聞いたところ、「インターネット」が最も多く96%が選ぶ回答となった。
また、「SNS」も50.7%となり、40代の約半数がSNSからも情報を得ていることがわかった。SNS検索といえば若者が行うイメージだが、近年では40代の間でも積極的にSNS検索を活用しているようだ。
対して、従来からの情報媒体である「テレビ」も半数以上の52.7%が情報収集に使用していると答えた。また、「新聞」を利用しているという回答も20%あり、紙媒体からの情報も併用されている様子が分かる。
この結果を見ると、40代の情報収集はインターネットがメインとなっているものの、他の様々な媒体にも目を通し、情報を得ている人が多い様子が見て取れる。
情報収集にインターネットを利用すると回答した40代に対し、検索時に使用する端末を聞いたところ、「パソコン」との回答が最も多く全体の81.3%を占めた。次いで、「スマートフォン」との回答も73.6%にのぼり、多くの40代がパソコンとスマートフォンを併用していることが分かった。
仕事中やプライベートなどでの調べものに使いやすいパソコンの利用者が多い一方で、少し調べものをする際や外出先、移動中などの情報収集に便利なスマートフォンも多く利用されているようだ。
スマートフォンよりもパソコンの方が多いという結果から、スマートフォンよりもパソコンの方が使いやすいと感じている40代が多い可能性も考えられる。スマートフォンでの検索が7割を超えてはいるものの、操作性や画面の見やすさなど、40代にとってスムーズに検索できるのはやはりパソコンなのだろう。さらに若い世代ならスマートフォンがパソコンを上回る可能性もあるのではないだろうか。
同じく、情報収集にインターネットを利用すると回答した40代に対し、普段検索に使う検索エンジンを聞いたところ、「Google」が77.1%で最も多い結果となった。次いで「Yahoo!」が61.8%となり、この2つの検索エンジンが多くの40代に支持されているということが分かった。「Bing」など他の検索エンジンはどれも非常に少数となっている。
「Google」を主に検索エンジンとして使用すると回答した40代に対し、検索結果の何ページ目までのサイトを確認するか聞いたところ、「1ページ目」が27.%、「2ページ目」が31.5%、「3ページ目」が23.4%となった。この結果を見ると、2ページ目まで検索結果をチェックする人が最も多くなっている。また、1~3ページ目までで検索結果を確認する人の合計は81.9%となっており、40代の8割以上が3ページ目までの検索結果で情報を得ようとすることが分かる。
今回の調査結果から、40代の情報収集はインターネットが中心であるものの、テレビや新聞などの従来型メディアも併用している姿が見て取れた。
ネット検索においては、パソコンとスマートフォンを使い分け、仕事やプライベートの場面に応じて適切なデバイスを選んでいる点が特徴的で、40代は多様なメディアを活用する“バランス型”の情報収集スタイルを持っていると言えそうだ。また、今回はスマートフォンよりもパソコンでネット検索する人が多かったが、今後、スマートフォンやタブレットの操作に慣れた世代が年を重ね、40代になることでスマートフォンがパソコンを上回る可能性もあるのではないだろうか。
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