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Z世代に響いた!2024年のトレンド10選
株式会社MERYが運営するメディア「MERY」は、Z世代の男女に行った「2024年のトレンドに関するMERYアンケート」の調査結果を発表した。
調査方法:インターネット調査
対象者:全国の15歳〜29歳の男女
集計サンプル数:1,000名
調査期間:2024年10月25日
2024年を語る上で外せないのはやはり大谷翔平選手だろう。メジャーリーグ史上初となる「50-50」を達成し、ロサンゼルス・ドジャースをワールドシリーズ優勝へ導くという偉業を成し遂げた。大谷選手の2024年における経済効果は日米合わせて1,000億円を超えたと言われているほどで、日本でもZ世代をはじめ幅広い世代の人々の注目を集めたようだ。
また、近年人気のアニメや漫画がトレンド入りすることが多く見られる。「推しの子」や「呪術廻戦」が根強い人気で今年もトレンド入りを果たしているが、今年はさらにTVアニメ「マッシュル-MASHLE-」の主題歌として人気に火が付いた「Bling-Bang-Bang-Born」も、SNSでのバズソングとして話題となった。
Z世代の話題の中心はやはりSNSで、最近では動画投稿が人気となっており、動画との相性が良い音楽はトレンド入りしやすいようだ。こっちのけんとの「はいよろこんで」や、Mrs.GREEN APPLEの「ライラック」など、2024年を象徴するヒットソングがトレンド入りした。特に「はいよろこんで」は、この曲に合わせてダンスを踊った動画がSNS上に多数投稿されており、その影響によりバズるという現象が起きたようだ。「自己肯定感爆上げソング」は、聞くだけで元気になれるポジティブなメッセージの楽曲が特徴で、自分を肯定し、前向きな気持ちを引き出すとしてSNSでのシェアを通じて急速に広まった。
2024年はスポーツやエンタメがSNSを中心に大きな話題を呼び、マーケティングにも影響を与えた。Z世代は動画プラットフォームでの音楽コンテンツに敏感で、楽曲を使ったチャレンジ動画が流行しやすい傾向にある。このことから、企業は流行中の音楽やイベントとタイアップし、親しみやすいコンテンツを展開することで、Z世代への認知度向上とファン層の拡大を狙えるかもしれない。
2025年も、多様な分野が注目されると予測される。キャラクター市場では「ちいかわベーカリー」や「JELLYCAT」が盛り上がり、音楽シーンでは「CUTIE STREET」、「MADEIN」、「IS:SUE」、「Tyla」が大きな注目を集めそうだ。デジタル分野ではポケモンカードのアプリ版「ポケポケ」、健康分野では「耳ツボジュエリー」や「麻辣湯の派生」が流行の兆しを見せている。
Z世代のトレンドは、個性や共感、デジタル体験を中心に展開し、SNSを通じて広がることが予想される。2025年も、次々と新しいトレンドが注目を集めるだろう。
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