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約6割が「アクセス分析」に活用 SEOツールを使うメリットとは?
SEOコンサルティングサービス「ランクエスト」を運営する株式会社ecloreは、SEO実務経験者を対象に、SEOツールの活用場面や選定基準などについて調査を実施した。
調査方法:オンラインアンケート調査
調査機関: Freeasy
対象者:全国の2年以上のSEO実務経験者
有効回答数:200名
調査日:2024年11月15日
まず、「SEOツールを使用していますか?」という質問に対し、77%が「はい」と回答した。7割以上がSEOツールを使用したSEO対策を行う中、23%はSEOツールを使用していないという結果となった。
SEOツールでは、検索ボリュームのあるキーワードの調査や、特定のキーワードでの検索順位の計測、アクセス状況の分析などを行うことができる。自社に合ったツールを活用することでより効果的なSEO対策が可能となる。
次に、最初の質問で“はい”と回答した人に対し「どのような場面でSEOツールを主に活用していますか?」と質問したところ、「アクセス分析」の60.4%が最多となった。次いで「キーワード分析」が45.5%、「順位状況の確認」が37.7%という結果となった。
SEOツールを活用したアクセス分析では、Webサイトへの訪問者数や各ペーじの閲覧回数、滞在時間、直帰率などを把握することができる。これらの数値から、どのコンテンツが人気なのか、ユーザーがどのような経路でWebサイトを訪れているのかなどが分かる。
SEOツールを活用することにより、より深いレベルでのアクセス分析が可能となるため、アクセス分析にSEOツールを使用する人が多いことが予想できる。
続いて、最初の質問で“はい”と回答した人に対し「あなたが利用しているSEOツールの満足度を教えてください。」と質問したところ、「満足」との回答が37%、「非常に満足」が15.6%と、過半数が満足していることが分かった。一方、「やや不満」が5.8%、「非常に不満」が2.6%と、不満に感じている人は1割に満たなかった。多くの担当者が現在使っているSEOツールが自社に合っていると感じ、SEO対策に活用できているようだ。
最後に、「SEOツールを選ぶ際のポイントは何ですか?」との質問には、41%が「使いやすさ」、ほぼ同数の40%が「費用」、次いで38%が「機能の充実さ」と回答した。SEOツールも様々な種類があり、使いやすさや費用も異なる。低予算で使いやすく、さらに機能が充実しているコストパフォーマンスの良いツールが好まれるようだ。
SEO対策を行う際、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」や、Google検索におけるサイトの状況を把握できる「Google Search Console」などのような無料ツールを活用することもできる。しかし、有料のSEOツールを活用することで、競合分析やコンテンツ分析などのような高度な分析が一つのツールで行えるため、SEO対策を行う上で非常に便利だ。
SEOツールを選定する際には、自社のSEO対策において、どのような情報が足りていないのか、何を行うべきかを明確にした上で自社に合ったSEOツールを選ぶようにしたい。
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