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TOP 記事一覧 広告業界レポート 商品ビジュアルの不足で購入断念?オンライン消費者の本音を調査

更新日:2025年03月18日

商品ビジュアルの不足で購入断念?オンライン消費者の本音を調査

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​株式会社Contentservは、2025年1月8日から1月9日にかけて、オンラインショップと実店舗の両方で月1回以上買い物をしている20歳から60歳の一般消費者111名を対象に、オンラインショッピングにおける商品情報の視覚的重要性に関する調査を実施した。この調査は、オンラインと実店舗での購買行動の違いや、消費者が重視するポイント、購入を決めた商品カテゴリーなどを明らかにすることを目的としたものだ。

調査概要

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
対象者:オンラインショップと実店舗の両方で月1回以上買い物をしている20歳〜60歳の一般消費者
有効回答数:111名
調査期間:2025年1月8日〜1月9日
掲載元:ECサイト成功の鍵を解明! 消費者の購買行動を左右する視覚情報の影響とは?
出典元:株式会社Contentserv

57%が衣類の購入を断念 その理由とは

本調査によると、オンラインショッピングにおいて、消費者が購入を諦める大きな要因の一つが「商品ビジュアルの不足」であることが明らかになったとしている。「オンラインショップで、商品の写真や動画がないことが理由で購入を諦めたことがありますか?」という問いに対して、63.1%の消費者が「商品の写真や動画がないこと」を理由に購入を断念した経験があると回答した。

そのうえで、オンラインショッピングの際に「購入を諦めた具体的な商品を教えてください。」と質問したところ、下図のように「衣類・ファッション小物」が57.1%と最も高い割合を示した。次いで「家具・インテリア」が34.3%、「日用品・生活雑貨」が27.1%と続いた。
さらに、「家電製品」(21.4%)や「食品・飲料」(20.0%)も比較的高い割合を占めており、オンラインショッピングでの購入検討は生活に密着した商品が中心となっていることがわかる。一方で「スポーツ用品」は2.9%と最も低く、使用感などを含め実物を確認したい傾向が強い商品カテゴリーであることが推測される。
ファッション関連アイテムがオンラインショッピングでの主要購入対象となっている中で、商品ビジュアルなど詳細情報の不足により購入をあきらめることも多くなるようだ。
特に、家具やインテリアなど比較的高額な商品ほど、詳細な視覚情報をサイトから得られるかどうかが購入判断の鍵を握ることになるだろう。

61%が重視 オンライン購入の決め手は情報の正確さ

「オンラインショッピングで購入時に重視することは?」という質問に対して、「説明文や商品情報が詳しく正確なこと」が61.3%と最も高い結果となった。次いで「商品写真が鮮明で細部まで確認できること」(45.0%)、「商品の様々な角度や使用シーンが見られること」(44.1%)と続いている。
「商品の質感や素材感が分かりやすいこと」も40.5%と高い割合を示しており、オンラインショッピングにおいては視覚的な情報と詳細な商品説明が、購買判断において極めて重要視されていることが明らかとなった。
これらの結果を見ると、消費者はオンラインショッピングにおいても実店舗での購買体験に近い情報を求めているということが見て取れる。

43%が“写真と違う” オンラインと実店舗、ギャップの実情

「オンラインショップと実店舗で同じ商品を見た際の違いを教えてください。」という問いに対し、「商品の質感が写真と異なる」が43.2%で最も高い割合を示した。次いで「商品の大きさが想像と違う」が35.1%、「商品写真と実物の色が違う」が33.3%と続いている。
一方、「特にない」という回答も21.6%あり、約5分の1の消費者はオンラインと実店舗での商品の印象に大きな違いを感じていないことが分かる。
これらの結果は、オンラインショッピングにおける視覚的な商品表現の難しさと、消費者が実物を見る前に抱くイメージとのギャップが一定の割合で存在していることを表している。

今回の調査結果から、オンラインショッピングにおいては、消費者から正確で詳細な商品情報や鮮明な商品写真が求められていることが明らかになった。
そして同時に、オンラインと実店舗での商品認識の差も依然として大きな課題となっていることが見て取れる。特に商品の質感や大きさ、色合いなどの感覚的要素についてはオンライン上での表現に限界があり、これが購入後の満足度や返品率にも影響していると考えられる。今後はさらに、360度ビューなどの技術を活用した視覚情報の向上や、より詳細で正確な商品情報の提供がオンラインショッピングの発展には不可欠となっていくだろう。


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古田ちほ アドクロ編集部

著者古田ちほ アドクロ編集部

語学講師やパソコン教室、ビジュアルプログラミングの講師などを10年以上務める傍ら、資料やオンライン教材の制作を多数経験。2023年に株式会社ビズパに入社し、アドクロ編集部に所属。現在はホワイトペーパーや記事執筆、デザインのディレクションなどコンテンツ制作全般を担当。

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