数々のリスキング教育サービスを運営しているアドネス株式会社は、2024年8月1日から西武鉄道の25車両において、スキルアップ学習教材「スキルプラス」の広告を展開しています。
「スキルプラス」は、個々のスキルを効果的に向上させるために設計された学習カリキュラムで、社会人のスキルアップをサポートするサービス。多様なコースと実践的なコンテンツが用意されており、利用者は自分のペースで学びながらスキルを高めることができます。
今回の広告は、車両内のドアステッカーにて、2024年8月1日から西武鉄道の25車両で1年間掲載されます。
広告を実施した目的について、アドネス株式会社で広告マーケティング統括責任者を務める甲原海人氏によると、
「長期的に何度も見てもらえる1年間の長期媒体に価値を感じ、今回の掲出に至りました。特に、実施を決めた西武新宿線は満員電車になりやすく、携帯に触れないほど混む点や、バックエンドユーザーのターゲットを調べた時に、多くが新宿線を通ると事前リサーチで把握できていた点、ターゲットの多くが路線エリアに住んでいる点もあり、西武新宿線を選定しています。」
クリエイティブについては、「まず、描かれている写真は弊社の代表の写真になります。デザイン全体は、スキルプラスのメインカラーである青を基調としたデザインとしました。
『リモートなら、二度寝出来る。』『リモートワークで、出勤卒業。』というコピーで人々の注目を集め、話題性を生むことを狙っています。特に、朝の通勤時に電車内でこの広告を目にした人が、思わずクスッと笑ってしまうような、ユーモアのある表現を心がけました。同時に、満員電車での通勤に疲れを感じている人々に共感を示し、リモートワークの利点を“二度寝”という誰もが理解しやすい具体例を用いることで、リモートワークの魅力を効果的に表現しています。二度寝出来るという表現であえて賛否両論の意見を生みたかったという意図があります。」と意図について甲原氏は教えてくれた。
今回の広告は、現代の働き方の変化とスキルアップの重要性を捉えた戦略的な取り組みのようでした。特筆すべきは、「リモートなら、二度寝出来る。」というキャッチコピーで、あえて賛否両論を呼ぶ表現を選んだ点です。電車内で広告に遭遇した時、何かを考えるきっかけになりやすいのではないかと推察されます。今後、このアプローチが実際の受講者増加やブランド認知度向上にどのようにつながるか注目されます。
アドクロ編集部
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