SaaSやアプリ開発を手掛ける株式会社グルコースは、2026年3月24日よりJR鎌倉駅、TXつくば駅、JR船橋駅、東武船橋駅の4駅において、「仕事と暮らそう。」をコンセプトとした駅広告を掲出した。2025年12月に続く第2弾となる今回の施策で、エンジニアがリモート前提で働ける環境を訴求している。

背景には、エンジニアが最も成果を出せる環境の提供を重視する同社の経営姿勢がある。リモートワークが普及した一方で、実態としては出社が前提となっている企業も少なくない中、同社はプロジェクト運営・品質管理・コミュニケーションの仕組みごとリモート前提で設計してきた。好きな場所で働き、理想のライフスタイルを維持しながらキャリアを積める環境を周知するため、郊外の主要駅を広告掲出先に選定した。
広告では、各地で実際に暮らす人々をテーマにしたビジュアルを提示している。逗子の海の近くや千葉の一軒家、筑波のカフェなど、それぞれの地域に根ざした生活の風景を切り取ったデザインが特徴だ。JR鎌倉駅やTXつくば駅の改札内コンコース、東武船橋駅の改札外に掲出し、好きな場所で働きたい・郊外に家を持ちたいというエンジニア層に向けて、暮らしとキャリアの両立を訴求する構成となっている。

都心のオフィス街ではなく、鎌倉・つくば・船橋といった居住地に近い郊外駅を掲出先に選んだことで、通勤のための職場選びではなく、住みたい場所から仕事を選べるという価値を媒体設計の段階から示している。出社回帰を前提にした採用訴求と距離を取り、リモート前提で制度や運営体制まで組んでいる企業姿勢を、接触地点そのもので可視化したブランディングである。「仕事と暮らそう。」というコピーも、ワークライフバランスを抽象的な福利厚生として語るのではなく、海の近くや一軒家、カフェといった具体的な生活風景と組み合わせることで、日々の暮らしの延長線上に仕事がある状態を想起させる設計になっている。

