宝酒造は、無炭酸チューハイ「するり」の全国・全ルートでの販売開始に先駆け、2026年9月22日から26日まで東京・渋谷でポップアップイベント「炭酸卒業式典 PRODUCED BY タカラ無炭酸チューハイするり」を開催した。会場では既存フレーバーの無料配布に加え、10月13日発売の新フレーバー〈国産ピンクグレフル〉を先行して体験できる企画を展開した。

「するり」は、炭酸を使用しないフルーツフレーバーのチューハイ。宝酒造の調査では、20代の約54%が「缶チューハイを飲んでいるときに炭酸がしんどく感じることがある」と回答しており、若年層を中心に無炭酸の「お茶割り」が支持を広げていることも商品開発の背景にある。飲料では珍しくない「無炭酸」という選択肢を、RTD市場にも持ち込んだ商品となっている。

2026年4月にコンビニエンスストアで先行発売した〈国産シャインマスカット〉と〈国産白桃〉には、「炭酸が苦手なのでこういう商品を待っていた」「お腹が張らずに飲みやすい」といった反応が寄せられた。こうしたニーズを受け、販路を全国・全ルートへ拡大するとともに、新たに〈国産ピンクグレフル〉を加えた3フレーバーで展開した。

ポップアップのテーマは「炭酸卒業式典」。炭酸が苦手な人だけでなく、気分やシーンによって無炭酸を選びたい人に向け、"炭酸からの卒業"を切り口に商品を体験できる空間をつくった。来場者には〈国産シャインマスカット〉と〈国産白桃〉の2本セットを配布し、イベントの様子をSNSに投稿した人には、新商品の〈国産ピンクグレフル〉を数量限定でプレゼントした。
会場では、イラストレーターのMegumi Yamazaki氏による描き下ろし作品も展示。「炭酸が苦手な人あるある」や、「今日は無炭酸を選びたい」と感じる日常の場面をイラスト化し、商品の機能説明だけではなく、生活者が共感しやすいシチュエーションから無炭酸という選択肢を提示した。


「無炭酸」という商品の機能をそのまま訴求するのではなく、「炭酸卒業」という言葉に置き換えた点が特徴。炭酸が苦手という悩みをネガティブに捉えるのではなく、新たな選択肢へ移る前向きな出来事として表現することで、まだ馴染みの薄い「無炭酸チューハイ」というカテゴリーを分かりやすく伝えている。体験の場には、若年層が多く集まり、お茶割りも支持されている渋谷を選定。無料配布に加え、「炭酸が苦手な人あるある」の発信やSNS投稿企画までを一連の施策として展開した。

