小学館は、石井あゆみによる漫画『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』の最終24巻発売を記念し、2026年10月12日から18日まで、東急東横線渋谷駅に大型交通広告を掲出した。最終巻の名シーンを並べ、吹き出しの中には一文字だけがはっきりと見える、秘密の仕掛けを施したデザインが特徴だ。

『信長協奏曲』は、戦国時代にタイムスリップした高校生のサブローが、自分と姿の似た織田信長と入れ替わり、乱世を生きる歴史ファンタジー。月刊漫画雑誌「ゲッサン」の創刊以来、17年にわたって連載され、10月9日発売の第24巻で完結を迎えた。今回の広告は、物語の結末を待ち望んでいた読者に向け、最終巻の名シーンと仕掛けを組み合わせた企画となっている。
掲出場所は、渋谷駅地下3階の改札外、B1出口方面にある「東横線渋谷ビッグ20」。高さ約2メートル、幅約14.5メートルの広告面に、最終巻の名シーンが横に連なる構成を採用した。漫画のコマを大きく見せながら、通常であればセリフを読む吹き出しに違和感を生み、広告そのものに関心を向ける表現を打ち出した。

吹き出しに施した仕掛けの詳細を発表文では明かさず、現地で確かめるよう呼びかけた。作品の完結を知らせるとともに、長年読み続けてきた読者が広告を訪れるきっかけを設けた点がこの企画の特徴となっている。

