アイデアと広告の交差点

アドクロロゴ
  • 広告媒体を探す
  • お役立ち資料
  • 記事一覧
  • 相談する
  • 掲載希望の方
  • アドクロとは
  • ログイン
  • 会員登録
  • ログイン
  • 会員登録
メニュー
event banner event banner
  • 広告媒体を探す
  • お役立ち資料
  • 記事一覧
  • 相談する
閉じる
  • Top
  • 掲載希望の方
  • アドクロとは

TOP 記事一覧 成功事例・ノウハウ 一般入試志願者数11年連続1位 話題を生み出す近畿大学の広告戦略

更新日:2024年10月03日

一般入試志願者数11年連続1位 話題を生み出す近畿大学の広告戦略

  • 成功事例・ノウハウ
  • 交通広告
  • 紙媒体

受験者数が全国1位に。学生の就活にも影響が。

編集部:広告による反響ってどのようなものがありますか。
稲葉:2007年から広報活動を強化していますが、分かりやすい反響だと2014年度入試から11年連続で受験者数が全国1位である点が挙げられますね。
 “大学イメージ調査”の結果も変化がありました。近大の大学入試情報サイトにも掲載していますが、様々なイメージ調査で上位に入る機会が増えています。
一般的に社会人が持つイメージは、偏差値での順位づけとは違っているというのを受験生や保護者、高校の先生に紹介したりすることもあります。そのほか、学生の就職の軸でも、プラスの影響を実感しています。
編集部:プラスの影響と言いますと…?
稲葉:私は広報室長となって4年目ですが、その前は10年間、キャリアセンターに所属していました。今思い返しても、最初の頃と最後の頃に出会った学生の考え方には大きな変化があったなと思っていまして。
学生が発する「近畿大学だから」という言葉の意味が、以前は「(近畿大学だから)難しい」というようなネガティブな意味合いで使われていたんですが、「(近畿大学だからこそ)やれる」というように意識が変化したと感じています。
実際、「近畿大学生です」と就職面接で話したときに、「近大って?」と相手が知らないだけで距離感が生まれてしまいます。でも、「こないだ広告出てたよね」とか「マグロでしょ?」って会話に繋がれば、会話のハードルが下がって、緊張感もほぐれ、そこから自分らしさを出せることに繋がる。そこでは大学の知名度がプラスに働いているように感じています。

とにかく会議で話さないのは悪だ

編集部:普段、広告のアイデア出しはどのようにされているのですか。
稲葉:主にSlack(ビジネスチャットツール)でやり取りをしていますが、「広告事例を共有するチャンネル」があって、何か見つけたら“こういう広告が話題になってるよ”とか、それぞれ投稿するようにしています。
そこには、広報室のメンバーそれぞれがアンテナを張っているのが根底にあります。
業務ごとのミーティングも多く、とにかく“話す機会”が多いんです。話数が多いだけアイデアも出てくる。
広報室では「とにかく会議で話さないのは悪だ」と言われています。それは新人からインターンの学生に至るまで、肩書や年次、立場は関係ありません。実際、インターンで入ったばかりの学生でも会議で発言しないと「何のためにそこにいるの?」って言われてしまうこともありますね。
編集部:とにかく発信が求められる訳ですね。
稲葉:だからこそ普段からいろんなものを見て、ストックを持っておかないといけないですね。そういう意識が根底にあるので、同じものを見ていても多分見方も変わってくるし、吸収力が違うんじゃないかなと思っています。

出されたものをそのまま採用はしない

編集部:広告を展開していく上で、普段はどういった進め方をされているのですか。
稲葉:我々がアイデアを考えて進めるパターンと、広告代理店にお願いして、コンペまたはコンセプトを伝えてオーダーするパターンがあります。
ただ、代理店と進めるにしても、提案されたものがそのまま広告になるケースはなくて、「最初のデザインはどこに行った?」というほど変わることもあります。
広告代理店からコンセプトを頂き、そこから「近畿大学ならこうだろう」といったようにアイデアを重ねるイメージです。広告コピーも文章を練っていくのは近畿大学側でやっていることが多いです。「近大らしさ」を追及した結果、元の文章が分からなくなるくらい調整することもあります。
編集部:実はそこが“近大らしさ”の秘密なのでしょうか。
稲葉:そうかもしれませんね。結局一番「近畿大学」のことを知っているのは我々です。ただ一方で、客観的な視点も必要ですし、その意見の一つが代理店の提案だと考えており、一緒に作り上げていくイメージです(第2回に続く)
第2回:反応こそ健全な証拠 近畿大学が切り開く大学広告の新境地
<
1
2
この記事は役に立ちましたか?
加藤誠也 アドクロ編集部

著者加藤誠也 アドクロ編集部

食品メーカーで営業職を経験後、2019年に入社。アドクロ編集部の編集担当として広告の情報メディア「アドクロ」のコンテンツ制作を統括。「広告巡礼」を日課としており、見つけた広告の事例をXで発信中。テレビ出演やセミナー登壇も多数。

この著者の最近の執筆記事
この記事のタグ
  • 成功事例・ノウハウ
  • 交通広告
  • 紙媒体

関連記事

  • 成功事例・ノウハウ

    2025年06月06日

    レッドオーシャンで急拡大 VALXのプロテインはなぜ売れるのか

  • 成功事例・ノウハウ

    2025年05月30日

    あの“中の人”が移籍して話題!人気企業アカウントに急成長中“GMOサイン”が異色のX戦略を語る

  • 成功事例・ノウハウ

    2025年05月01日

    毎月544駅に掲載 iichikoはなぜ40年以上駅ポスターをやり続けるのか

  • 記事ランキング

    2024年12月27日

    2024年人気記事ランキング きぬた歯科の異色戦略からダムアートまで

  • 成功事例・ノウハウ

    2024年10月03日

    反応こそ健全な証拠 近畿大学が切り開く大学広告の新境地

記事ランキング
  • 週間
  • 月間
1

面白い広告まとめ | ネットでバズった話題の広告

記事画像
2

広告費は年間3億 「きぬた歯科」が唯一攻略できていない意外な広告

記事画像
3

【新宿】2025年11月24日週 OOHレポート

記事画像
4

【渋谷】2025年11月24日週 OOHレポート

記事画像
5

飲食店を体験メディアに変える「Restaurant Ads」が拓く、店内90分の新しい広告体験

記事画像
6

【2025年】企業のエイプリルフール投稿まとめ 思わず二度見した70事例

記事画像
7

【渋谷】2025年11月17日週 OOHレポート

記事画像
8

【2025年10月版】ネットで話題となった面白い広告 8事例

記事画像
9

自分の顔がメンソレータムのロゴに!ロート製薬が「なりきり救急箱」プロモーションを展開

記事画像
10

【12/17 14時開催!】富裕層が狙える“8つの広告手法”を一気にチェック!

記事画像
広告メディア名鑑

子育てファミリーと繋がる体験型リアルイベント | ミキハウスランド協賛出展

2025/07/28 10:00

4,500万人の会員データを活用したターゲティング | Aoki D Media

2025/07/07 10:00

未就学児の保護者へ直接届く媒体 | ハッピープレゼントクーポン&ファミリーキッズノート

2025/06/24 10:00

世界1億店舗で使えるVポイントを簡単付与 | Vポイントギフト

2025/06/10 15:00

JR南武線・矢野口駅前 屋外デジタルサイネージ | Yanokuchi Vision

2025/06/04 10:00

広告メディア名鑑をもっと見る広告メディア名鑑をもっと見る
お問い合わせ
アドクロについて
  • 運営会社
  • 採用情報
広告を探す
  • 媒体の種類から探す
  • ターゲットから探す
  • 都道府県から探す
  • 路線から探す
  • クリエイティブ事例から探す
メディア
  • 記事
  • お役立ち資料
  • X
  • note
  • 取材依頼
ヘルプ&ガイド
  • はじめての方へ
  • ヘルプ
  • 掲載希望の方へ
  • 利用規約
  • プライバシー・ステイトメント
アドクロロゴ
ビズパロゴ
© Bizpa.,Co Ltd