最近では、新聞を取っている人が減少しているとも言われていますが、他にはない新聞広告ならではのメリットがあります。ここでは、新聞広告のメリットをいろいろな角度からご紹介します。どんな対象者へアプローチする際に、有効なのか、また読まれる・見られる可能性の高い新聞広告について知っておくといいでしょう。
新聞広告のメリットと有効な活用法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
新聞広告のメリット
新聞広告のメリットは、やはり配布数の多さにあると言えます。今回は全国紙（読売・朝日・毎日・産経・日経）やブロック紙・地方紙と呼ばれる各地域発行の新聞について、それらのメリットを詳しくご紹介します。
発行部数の多く、多くの人にリーチできる
まず発行部数の多さが新聞広告のメリットです。最近では発行部数が減少しているとはいえ、まだ多くの発行部数を誇っています。日本新聞協会によると新聞の発行部数は2020年で32,454,796部となっています。日本全体の57,380,526世帯の56.5％という数字です。これだけ多くの発行部数を誇るのは、広告媒体では新聞以外他にはないでしょう。
読まれる・見られる可能性が高い
新聞は基本的に有料であり、自分で希望して購読しているの、新聞自体読まれる・見られる可能性も高くなります。新聞を取っている世帯では、読むのが習慣になっているという人も多い傾向です。隅から隅まで読む人も多いので、小さな広告でも読まれる・見られる可能性が高くなっています。
また、新聞を始めとする紙媒体の良さとして、後になって読み返してもらえる可能性や記録として残っていく点があります。
情報に対する信頼性が高い
新聞広告は新聞の高い信頼性を活用できるというメリットもあります。新聞記事自体に対する信頼性も高く、「新聞広告に載っていた」ということで話題にもなり、評価もされやすくなります。評価されやすいゆえ、企業のスタンスや方針を表す意見広告やメッセージ広告などの出稿先としても利用されています。新聞広告を出すことで、信頼性のある企業イメージを打ちだすこともできます。
よく謝罪広告なども新聞に出されますが、新聞に出すことで多くの人に見てもらえるだけでなく、新聞で謝罪を行ったという企業の信頼性アップも期待できます。
中高年へアプローチしやすい
新聞を取っている年齢層は、中高年が多いのも特徴です。最近では、若年層を中心にWeb上で記事を読む人が増えているために、新聞紙上で記事を読む人は、中高年が多い傾向となっています。中高年に特化して広告を出したい場合には、読まれる確率が高くてアプローチしやすいでしょう。
中高年にとって新聞は特に信頼性が高いメディアのため、中高年層の話題にもなりやすい大きなメリットがあります。
広告スペースが豊富なため予算に合わせて広告が出せる
また、新聞広告は、紙面が広く様々なスペース、サイズの広告を出すことが可能です。何面にどんなサイズの広告を出すのかで、予算に合わせて広告が出せるのがメリットです。小さなサイズでも、関連性のある紙面に広告を出したり、タイムリーな広告であったりすれば見られる可能性は高くなります。
小さなサイズでは、低コストの3行広告等があり、求人や不動産情報や映画情報などが多く掲載されています。3行で告知するだけでも十分伝わりますので、多くの人にコストを抑えて情報を伝えたいという広告目的にはおすすめです。
また、大々的にPRしたいことがある場合には、全面広告などもよく使われます。インパクトがあり、広く知れ渡り話題になっておすすめです。全面広告を行ったことが様々な所で話題になることもあって、訴求効果がとても高い広告になります。社会的にメッセージを伝えたいことなども全面広告でよく行われます。最近ではSDGs（持続可能な開発目標）や社会貢献活動などをアピールするケースも増えてきました。
狙ったタイミングで広告が出せる
毎日新聞は発行されているので、狙ったタイミングでスピーディに出せるのも大きなメリットです。各新聞社、広告会社に事前に確認をしておくことが必要ですが、「広告をなるべく早く出したい」という場合に新聞であれば可能な場合もあります。
まとめ
新聞は徐々に発行部数が減ってきてはいますが、まだ多くの発行部数を誇っています。特に、中高年層にアプローチするにはおすすめの媒体と言えます。目的に応じて様々な紙面、サイズの広告が出せますので、いろいろな場面で活用できておすすめです。社会的に信頼性を持った広告を出したい時には、新聞広告を出してみるといいでしょう。Web上での広告を出す機会も増えてきましたが、古くからある新聞広告ならではのメリットがあります。メリットをよく理解した上で、使い分けるのが良いでしょう。
新聞広告については以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
新聞広告ってどんな広告？紙媒体を代表する「新聞広告」の仕組みなどを徹底解説！
加藤誠也 アドクロ編集部
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