アドトラックの費用は、車両の仕様や走行日数、エリアによって異なります。また、車両を走らせる費用に加え、広告のデザインやシートの施工などが料金に含まれるかによって、実施に必要な総額も変わります。
この記事では、3社の公式サイトに掲載された料金をもとに、アドトラックの費用例、期間による料金の違い、制作費や見積もりのポイントを解説します。
アドトラックの費用はどのくらい?
今回確認した公開プランでは、1週間前後の料金は130万〜180万円です。WE TRUCKは1週間130万円、DONUTS PROMOTIONは7日間150万円、株式会社アドトラックは7日間180万円を案内しています。
この金額は3社の公開料金の例で、車両やサービスの条件は同一ではありません。広告面の大きさや走行時間、制作・施工の範囲を合わせて見ると、予算と実施内容の違いを把握しやすくなります。
アドトラックの種類や特徴については、アドトラック(トラック広告)の解説をご覧ください。
アドトラックの料金比較|1週間前後の公開プラン
まずは、短期のキャンペーンで検討しやすい1週間前後のプランを紹介します。
サービス・プラン
期間
料金(税別)
公開されている主な条件
WE TRUCK
パッケージプラン
パッケージプラン
1週間
1,300,000円
内照式・LED車両に対応
1日8時間(ドライバーの休憩を含む)
AI視認解析付き
1日8時間(ドライバーの休憩を含む)
AI視認解析付き
DONUTS PROMOTION
7日間
1,500,000円
車両・ドライバー・燃料・支給デザインの施工・音響を含む
株式会社アドトラック
7日間
1,800,000円
4tスーパーロング
内照明式を標準採用
内照明式を標準採用
※2026年9月確認の公開料金です。実施条件により金額は変わります。
アドトラックの料金は、プランによって含まれる費用が異なります。運行料金に加え、デザイン・印刷・施工まで含めた総額で比較することが大切です。
走行日数によって費用はどう変わる?
アドトラックには、1日だけのプランから数週間・月単位のプランまであります。期間ごとに料金が設定されているため、1週間の金額を単純に日割りした額で依頼できるとは限りません。
サービス
運行期間
料金(税別)
DONUTS PROMOTION
1日
900,000円
DONUTS PROMOTION
7日間
1,500,000円
DONUTS PROMOTION
14日間
2,200,000円
DONUTS PROMOTION
21日間
2,900,000円
DONUTS PROMOTION
28日間
3,600,000円
WE TRUCK
1週間
1,300,000円
WE TRUCK
1カ月
4,000,000円
株式会社アドトラック
7日間
1,800,000円
株式会社アドトラック
14日間
2,800,000円
株式会社アドトラック
30日間
4,000,000円
例えばDONUTS PROMOTIONでは、1日90万円に対して7日間150万円です。単発のイベントに合わせる場合と、発売日を含む1週間にわたって告知する場合では、総額と広告を見せられる日数の両方で判断できます。
株式会社アドトラックも、7日間180万円に対して14日間280万円と、日数が2倍になっても料金は2倍になりません。期間を延ばすと1日あたりの費用は下がりますが、総額は増えるため、告知が必要な時期に合わせて選ぶことが大切です。
月単位で比較する際は、表記にも注目しましょう。上の表では「28日間」「30日間」「1カ月」と期間が異なるため、希望する開始日と終了日を指定して見積もりを依頼すると比較しやすくなります。
アドトラックの費用を左右する条件
車両の大きさと広告面
車両を選ぶ際は、トン数だけでなく、広告を載せる側面・後面の寸法を見ることが重要です。同じ内容の広告でも、横長の面で大きく見せるのか、後方からも見える面を使うのかによって、必要なデザインが変わります。
WE TRUCKの内照式車両は3面シート印刷で、側面が幅8,000×高さ2,500mm、後面が幅2,500×高さ2,500mmです。このように広告面の実寸が分かると、商品写真やコピーをどのように配置できるか具体的に検討できます。
1日の運行時間
日数が同じでも、1日に利用できる時間が異なれば、街中で広告を見せられる時間も変わります。WE TRUCKのパッケージは1日8時間ですが、この時間にはドライバーの休憩が含まれます。
希望を伝える際は、「渋谷で夕方を中心に走行したい」など、エリアと時間帯を組み合わせると計画を立てやすくなります。車庫からの移動や休憩と、希望エリアでの走行時間を分けて把握することもポイントです。
走行エリアと台数
1つの街を繰り返し巡回する計画と、複数の都市を移動する計画では、移動距離や必要な日程が変わります。DONUTS PROMOTIONは地方遠征を別見積もりとして案内しています。
また、複数台で同時に展開する場合は、台数に応じた予算が必要です。限られた予算では、広い範囲を回ることよりも、届けたい人が集まる街と時間帯を優先して計画を組むとよいでしょう。
広告の制作費・施工費には何が含まれる?
デザインと印刷・施工は別の工程
デザイン制作は、写真や文字を組み合わせて広告のデータを作る作業です。印刷・施工は、そのデータをシートに出力し、車両に取り付ける作業を指します。
既存のポスターやキービジュアルを使う場合も、トラックの横長の広告面に合わせたレイアウト調整が必要になることがあります。使用できるデータがあるか、側面と後面で別のデザインにするかを整理しておくと、制作範囲を決めやすくなります。
ナレーションやBGMなどの音源制作費
アドトラックでは、車体のビジュアルに加え、音声でも商品名やキャンペーンを伝えられます。音源を新たに制作する場合は、告知原稿の作成、ナレーターの手配・収録、BGMの選定、音声編集などが必要です。依頼する作業の範囲によって制作費が変わります。
既存のCM音源や楽曲を使用したい場合は、アドトラックでの使用が許諾の範囲に含まれているか確認が必要です。また、長い説明を流すより、商品名やイベント名などを短くまとめると、通りすがりの人にも内容を伝えやすくなります。
費用例として、DONUTS PROMOTIONでは音響制作費を50万円〜(税別)としています。見積もりを依頼する際は、使用したい音源の有無やナレーションの内容を伝えると、必要な制作費を把握しやすくなります。
LEDビジョン型と内照式では準備する素材が異なる

内照式は、印刷した広告面を内側から照らす方式です。LEDビジョン型は、車体に設置した画面に広告素材を表示します。前者はシートの印刷・施工、後者は画面に合わせた表示素材の制作が必要です。
WE TRUCKは、内照式を東京都を含む全国向け、LED車両の走行を東京都以外向けとして案内しています。東京都内でのLED車両の利用は、私有地でのパブリックビジョンに限るとしています。
LED車両を検討する場合は、希望エリアで利用できる車両と表示方法を決めてから、素材を制作しましょう。走行する広告と、会場に停車して映像を見せる使い方では、必要な準備や見積もりの条件が異なります。
見積もりを比較するときのポイント

見積もりを依頼する際は、走行エリア、開始日と終了日、希望する時間帯、台数、広告データの有無をそろえて伝えましょう。その上で、車両の仕様と、制作・施工・運行を含む総額を比較します。
特に、料金だけを見て車両を選ぶと、希望する街での走行時間や、想定していた広告面の大きさと差が出ることがあります。車両の写真や広告面の寸法、予定ルートも合わせて確認すると、実施する内容をイメージしやすくなります。
アドクロでは、アドトラックの車両選びや運行プランをご相談いただけます。希望エリアでの空き状況や、制作を含めた費用を知りたい方は、交通広告・屋外広告のご相談窓口からお問い合わせください。
まとめ
今回紹介したアドトラックの公開プランは、1週間前後で130万〜180万円です。実施に必要な予算は、車両や日数だけでなく、デザイン・施工の範囲、走行エリア、時間帯によっても変わります。
告知したい時期と届けたいエリアを整理し、広告素材の準備から運行までを含む総額で比較することが大切です。目的に合った日数と車両を選び、無理のない予算で走行計画を組みましょう。
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