1976年から愛され続けているロングセラー商品『ハッピーターン』を製造・販売する亀田製菓株式会社は、その発売50周年を記念して、特別な施策を展開した。京急電鉄が運行する「京急イエローハッピートレイン」を特別にラッピングし、『ハッピーターントレイン』を2026年3月23日から運行開始した。

この特別企画の背景には、ハッピーターンの長年のファンへの感謝と、さらなるブランド価値の向上への期待がある。「京急イエローハッピートレイン」が沿線に幸せを運ぶ電車として親しまれている点に共鳴し、今回の企画が実現した。京急電鉄とのコラボレーションは、両社の「お客様を幸せにしたい」という共通の想いが背景にある。

『ハッピーターントレイン』は、全8両をハッピーターンの商品パッケージデザインやキャラクターの「ターン王子」のイラストで彩られ、車内には「日常のハッピー」エピソードや「巨大ハッピーターン」の中吊り広告が掲出されるという特別仕様となっている。電車に乗りながら、ハッピーターンの世界観を存分に楽しめる空間が提供され、乗客にとって乗り合わせること自体が幸運を感じる体験となるよう設計されている。



単なるラッピング電車にとどまらず、「幸せを運ぶ電車」という京急側の文脈と、「ハッピー」をブランド価値に持つハッピーターンを重ね合わせた点が特徴的だ。既存の車両コンセプトに乗ることで、違和感なくブランドを拡張しており、さらに、外装だけでなく車内まで世界観を一貫させることで、移動時間そのものをブランド体験へと転換している。偶然乗車した人にとっても自然に接触が生まれ、広告としての押し付け感を抑えながら好意的な記憶を形成する設計となっている。

