冷凍熟成餃子ブランド「-ond°(オンド)」を運営する株式会社ReLikeは、初の実店舗「花と餃子」を2026年8月25日に東京・日本橋小伝馬町にオープンした。開店に合わせ、一般的なチラシやポケットティッシュではなく、一輪の生花を街頭で無料配布する「花配り」を日本橋・小伝馬町周辺で展開した。

「花と餃子」は、オンラインを中心に展開してきた「-ond°」初の実店舗。冷凍熟成餃子や創作中華、ナチュラルワイン、クラフトジン、中国茶などを提供するほか、店内では季節の生花を一輪から購入できる。「餃子」と「花」という一見異なるものを、人と人との距離を近づけ、コミュニケーションを生み出す存在として組み合わせた店舗となっている。そのコンセプトを開店時のプロモーションにも反映したのが、8月25日から31日まで実施した「花配り」だ。通常の店舗オープンで用いられるチラシやティッシュではなく、街を行き交う人に一輪の生花を無料で配布。花にはQRコード付きの案内を添え、読み取ると店舗で利用できるドリンクチケットを受け取れる仕組みを設けた。受け取った花は自宅に飾るだけでなく、家族や恋人に渡すこともできる。広告物として店名を伝えて終わるのではなく、一輪の花が受け取った人の生活に入り込み、誰かとの会話が生まれ、その先に店舗への来店機会をつくることを意図している。

街頭で配られるチラシやティッシュは、店舗を知ってもらうには効率的な一方、受け取られなかったり、すぐに捨てられたりすることも少なくない。今回の施策は、そうした一般的な街頭配布物を「花」に置き換えた点が特徴。店名である「花と餃子」を広告手法そのものに落とし込み、店舗のコンセプトを説明するのではなく、一輪の花を渡す行為によって体験させている。

