Topics④：漫画「古見さんは、コミュ症です。」の広告
新宿駅で展開、最終37巻発売記念で実施された漫画「古見さんは、コミュ症です。」の広告です。
黒板風デザインの中には、2025年1月にファンの方から募集したというコメントがびっちりと描かれていました。3月ということもあり、「卒業」というテーマが季節感を感じさせるビジュアルです。
公式アカウントの投稿はもちろん、数多くの関連投稿が見られた同広告。「ホントに完結したんだなぁって実感湧いて泣きそうになった」「え！！尊い」「いついこうかな」といった作品ファンの方のコメントも多数見られました。
Topics⑤：キリンビール「晴れ風」の広告
渋谷駅で展開された、キリンビール「晴れ風」の広告です。
昨年から通年で広く展開されていた同商品の広告（参考：通年で目にしたキリンビール「晴れ風」の広告 | アドクロOOH Award2024）ですが、春を感じさせる新しいビジュアルで広告展開をしていました。
今回の広告では、新潟県上越市、宮城県大河原町、福井県勝山市、香川県三豊市など、全国各地の桜の名所が紹介され、壮大な桜の写真が特徴的です。一目で、新しい季節の訪れを感じさせる、そんなクリエイティブとなっていました。
広告にはお馴染みの4人（内村光良さん・天海祐希さん・今田美桜さん・目黒蓮さん）も描かれており、ブルー背景と相まって「晴れ風」の広告だと瞬時に認知できます。
この広告で興味深かったのが「晴れ風ACTION」という仕組みです。キリンビールが展開する社会貢献活動で、同社の「晴れ風」の売上の一部を活用して、日本各地の桜の保全や花火大会の支援を行っています。 この取り組みは、自治体の資金難や少子高齢化、気候変動などで維持が難しくなっている日本の風物詩を未来に継承することを目的とし、 2024年の活動では、開始約1カ月半で寄付目標金額の4,000万円を達成。年間で約1.1億円の寄付が集まるなど、注目度の高い取り組みとなっています（出典：販売絶好調の「キリンビール 晴れ風」飲食店展開開始へ）
今回の広告では、各桜の名所ごとに二次元コードが描かれており、誰でも簡単に「晴れ風ACTION」に参加できる導線設計となっていました。
SNSでは、広告に出演するタレントのファンの方の投稿や、活動に興味を持った方の投稿、また下記のような自治体アカウントによる投稿も見られるなど、幅広いリアクションが見られています。
また、渋谷駅以外でも都内複数箇所で同広告は展開されており、プロモーションを強化している様子がうかがえました。
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「全111作・64年間の軌跡」を振り返る広告
「全111作・64年間の軌跡」を振り返る広告
加藤誠也 アドクロ編集部
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