2. 配送フロー
- 発送代行(HANIRO LINEなど): 船便では郵便局EMSの半額程度の料金で、3〜5日程度で到着する会社もあり、手間を抑えたい場合に推奨されます。個人代行ではなく、通関業やある程度まとめて韓国へ輸送し、現地から配送する仕組みを持つ代行会社を選ぶことで、コストと配送スピードを短縮できる可能性もあります。
- 郵便局(EMS): 最も手軽で、追跡が可能、比較的スピーディー(2〜3日程度で到着)な方法です。集荷サービスもあり、小ロットから利用しやすいですが、コストは発送代行より高くなる傾向があります。コロナや社会情勢の影響で遅延・引受停止の可能性もあります。
- クーリエ(DHL、FedeExなど): 翌日到着など非常にスピーディーですが、コストは高額になるため、高単価商品や緊急配送に限定されることが多いです。
- クーリエ(国際宅急便)の輸入アカウントで回収
- 購入者にEMSで返送してもらう
- 代行会社に回収・返送してもらう
効率的なオペレーション構築のための推奨パターン
- メリット: 運用ノウハウが社内に蓄積される、顧客対応品質をコントロールしやすい。
- デメリット: 韓国語対応可能な人材の確保が必須、ルーチン業務に多くのリソースが割かれる、配送・通関の専門知識が必要。
- 推奨ケース: 韓国市場の理解が深く、社内に韓国語対応や物流管理の専門部署を持つ大企業。
- メリット: 社内リソースをコア業務(商品企画、マーケティング戦略)に集中できる、専門業者のノウハウを活用できる、人件費の変動費化。
- デメリット: 外注先との連携コスト、情報共有の仕組み構築が必要、委託範囲によってはコストが高くなる可能性。
- 推奨ケース: EC運営経験はあるが、韓国語対応や国際物流の専門リソースが不足している企業。弊社のPrime ShopperやShop LinkerのようなEC一元管理ツールで受発注・在庫管理・物流業務を効率化しつつ、配送代行やCS代行を組み合わせるのがオススメです。
- メリット: 韓国ECの専門知識・経験を持つプロに任せられるため、スピーディーかつ効率的に事業を開始・拡大できる、社内リソースを最小限に抑えられる、現地の最新情報に基づいた運用が可能。
- デメリット: コストが高額になる傾向がある、運用を完全に委託するため、社内にノウハウが蓄積されにくい。
- 推奨ケース: 初めて韓国市場に参入する企業、迅速な事業立ち上げを優先する企業、社内リソースが極めて限られている企業。入金確認と商品セレクトのみ自社で行い、その他一切合切を代行するサービスも存在します。

ルーチン業務の効率化には出品・在庫管理ツールが有効


