メルカリは、フリーマーケットアプリ「メルカリ」内での広告事業「メルカリAds」を本格的に開始した。「メルカリAds」はクリック課金型の広告配信サービスで、「メルカリ」内の検索結果画面において、検索キーワードに連動した広告を掲載することが可能となる。
日本のリテールメディア広告市場は今後も成長が予想される中、月間2300万人と多くのユーザーを抱える「メルカリ」は、この市場での一定のポジションを確立できると判断した。メルカリは今後、利用状況を確認しながら掲載面の拡大など、さまざまな形での事業拡大を検討していく。
「メルカリAds」は、外部サイトへ誘導するオフサイト広告と「メルカリ」内へ誘導するオンサイト広告の2種類を提供する。オフサイト広告には、EC事業者向けの「Product Ads」と、業種を問わない「Infeed Ads」がある。オンサイト広告では、検索結果画面で「メルカリShops」の商品が表示されやすくなる仕組みを採用している。
メルカリは、他のECサイトと比較して利用時間が長いという特徴を活かし、検索キーワードや利用者の興味関心に合致する広告を表示することで、利用者が求める商品との出会いの機会を広げていく。
アドクロ編集部
記事ランキング
