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LPに手を抜くのはNG プロに聞く見込み客を逃さないリスティング広告運用
編集部:最後に、リスティング広告初心者の方に向けたアドバイスをお願いします。
今井:ノウハウや、Googleが示すベストプラクティスのようなものも大事ですが、それ以上にユーザーの価値観やニーズの理解を深めることが重要だと思っています。
広告運用は、抽象度を上げると「ユーザーが何に困っているかを考えて、どんな価値を提供したら、幸せにできるか」を考える仕事だと認識しています。
近年、リスティング広告の運用はAIに置き換わる部分が増えてきましたが、ユーザーの気持ちを考える能力は、今後も人間に求められる能力のはずですし、運用者によって差がつくポイントだと感じます。今回お話ししたノウハウも、ユーザーの検索意図や不(不満、不便、不都合、不安、不快感等)を理解していないと的外れなアウトプットになってしまいます。
また、常にユーザーニーズを真剣に考えていると、プライベートでも回りの人に対して、ニーズを常に考えた立ち振る舞いが身につくはずなので、広告運用ってすごく素敵な仕事だなと思っています。
余談ですが、私はサウナによく行くのですが、外気浴スペースは一番奥から座るんです。入口から一番遠いところですね。理由は多くの方は入口の近くに座りたいと思うからです。そんな風に普段から相手の幸せを考えた立ち振る舞いをしていると、広告運用でもニーズを外すことが減ってくるのかなと思っています。
私はプライベートでできないことは仕事でもできないと考えているので、ぜひ皆さんも日常生活からニーズを意識した立ち振舞を心がけてみてください。コンバージョン率の高い広告運用が自然とできるようになっていくと確信しています。
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