株式会社E-ビジョンは、おおさか難波E-VISIONに続く展開として、2025年4月1日にJR天満駅むかい国労大阪会館屋上にCM広告用大型LEDビジョン「おおさか天満E-VISION」を設置し、放送を開始した。
【サイズ：W6,400×H2,700 フルカラーLED（PH10 10mmピッチ）】
JR天満駅は大阪環状線の内回り外回りが通過し、1日50,000人以上の乗降客が利用する交通の要所だ。この立地を活かした大型LEDビジョンは、電車の発車直後と停車間際に車窓から目に入るよう配置されており、同社の新設したビジョンからは、あらゆる情報やエンターテイメント映像が放映され、天満駅付近を明るく照らしている。
株式会社E-ビジョン代表取締役の塚本憲太氏によれば、新設された「おおさか天満E-VISION」は風俗関係や社会通念上好ましくない映像等を除き、幅広い業種の広告を受け入れる方針だという。
「天満E-VISIONは4月1日に開設したばかりですが、JR天満駅の乗降客数は約5万人と多く、特に通勤通学のラッシュ時間帯には20代から50代の層に向けた訴求が可能です。その他の時間帯にも幅広い年齢層に利用されており、多くの方がビジョンを目にする機会があります」と塚本氏は語る。
同社は今後、広告主の視点に立ち、天満のビジョンが単なる広告や情報発信の場にとどまらず、3D映像の放送などエンターテイメント要素を取り入れ、地域の人々の注目を集める媒体となるよう発展させていく計画だ。
「他ビジョンにはまだ少ない3D映像の放送に特に力を入れています。今後も面白い3D映像を多数放送していきたいと考えています」と塚本氏は「おおさか天満E-VISION」の独自の強みを説明する。
すでに展開している「難波E-VISION」では、エディオンアリーナのイベント開催時は20代から40代の層が比較的多く訪れ、通常時は中国、韓国、欧米からの訪日外国人の20代から40代が通行や信号待ちで足を止める傾向が見られるという。東西に伸びる蔵前通りからはなにわ筋からでも視認でき、付近の高層マンションからも目立つ存在感を示している。
「ビジョン付近は設置前は非常に暗かったのですが、現在はかなり明るくなり、街の防犯にも役立っていることを期待しています」と塚本氏。「おおさか天満E-VISION」「難波E-VISION」ともに、主に企業ブランディングやキャンペーン等の広告戦略に活用してもらうことを想定しており、広告主企業の希望に可能な限り寄り添っていく姿勢を示している。
株式会社E-ビジョンは2023年7月に設立された大阪府堺市に本社を置く企業で、大型LEDビジョンによる企業広告やCM広告の放送を主な事業内容としている。同社は大阪市内の主要駅周辺における大型ビジョン展開を積極的に推進している。
古田ちほ アドクロ編集部
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