日本コカ・コーラは、リラックス系機能性表示食品「CHILL OUT」のキャンペーンとして、「秒で消せるバナー広告」を2026年6月1日より展開した。

通常のバナー広告は商品やサービスへのクリックを促すものだが、今回はあえて「閉じるボタンの位置を一目でわかるようデザインし、一瞬で消してもらう爽快な体験を提供する」という逆転の発想で制作された。
WebブラウザのバナーCMは「閉じるボタンが見つけにくい」「×印が乱立して煩わしい」というユーザーのストレスが長年の課題となっている。そのストレスそのものをCHILL OUTのコミュニケーション起点にした施策で、「消せる」という体験がブランドの「チルアウト(落ち着く)」というコンセプトと重なる仕立てになっている。

続いて6月17日から30日にかけては、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」にてバナー広告バスターゲームを配信。次々と表示されるバナー広告を制限時間内に消していくゲームで、クリアすると「Coke ON」スタンプを獲得できる。
CHILL OUTは機能性関与成分GABA 28mgを配合した機能性表示食品(届出番号I1081)で、微炭酸とフルーティな味わいが特徴。「ストレス&疲労感ケア」を訴求する商品として展開されている。

広告に対するネガティブな感情は、多くの場合そのまま広告主への敵意に向かう。「バナー広告は邪魔なもの」という認識が定着した今、クリックを求める通常のバナー広告はそのこと自体がブランドイメージを損なうリスクを持っている。CHILL OUTが選んだのは、その摩擦を避けるのではなく、ユーザーが広告に抱く不満ごと引き受けて「消してもらうための広告」を作るという方向で、広告への敵意がそのままブランドへの親しみに変わる流れを生み出している。「消してスッキリする」という体験が「チルアウト(落ち着く)」という商品コンセプトと重なることで、広告フォーマットそのものがブランドのメッセージを伝える媒体として機能しており、Coke ONのゲームへの展開も、その体験をさらに能動的な関与へと引き込む一手となっている。

