株式会社なとりは、チーズ鱈の公式キャラクター「チータラーズ」をラッピングした電車「チータラ号」を、2026年6月16日より東京さくらトラム(都電荒川線)で運行を開始した。
「ワクワクと楽しさを運ぶ電車」をコンセプトに、三ノ輪橋(荒川区)から早稲田(新宿区)を結ぶ12.2kmの区間を走る8900形(8908号)に、チータラーズのイラストをあしらった。チータラは、シート状の白身魚のすり身でチーズを挟んだおつまみで、発売以来のロングセラー商品。チータラーズは「ワクワクをお届けするために頑張っている仲間たち」として描かれた公式キャラクターで、車体いっぱいに展開された。
なとりは1937年に東京都北区で創業し、現在も本社を同地に構える。創業地への感謝と地域交流促進を目的にこの施策を実現したもので、長年支えてくれた沿線地域の人々とのつながりをあらためて深めるとともに、チータラの魅力をより多くの人に届けることを目指した。

東京さくらトラム(都電荒川線)は東京に残る唯一の路面電車で、地元住民の通院・買い物・通学といった日常の移動手段として沿線に根づいている。路面電車の特性上、乗降客だけでなく沿線を歩く人・自転車・ドライバーにも車体が視認されるため、街に溶け込んだ形での接触が生まれやすい。1両編成のため複数両をラッピングする一般の電車広告と比べてコストが抑えやすく、チータラーズのキャラクターが車体全体を使った単独広告として街の中に存在感を持ちやすい媒体になっている。

