この夏、東京近郊ではアート、デザインなど多彩な企画展・体験型イベントが開催されています。広告・クリエイティブ視点でも楽しめる注目企画展を紹介します。
「世界を旅した小さなデザイン ―150年前の輸出ラベルとその役割―」展

アドミュージアム東京にて開催される、明治から昭和初期にかけて日本から世界へ輸出された「茶」「生糸」「マッチ」のラベル(商標)に焦点を当てた企画展。同館が所蔵するラベル資料約310点を展示し、単なる装飾ではなく、日本製品の品質や信頼性を海外へ伝える「初期の広告メディア」として果たした役割やデザインの工夫に迫ります。


会期: 2026年6月19日(金)~ 2026年10月17日(土)
会場: アドミュージアム東京(カレッタ汐留内)
リンク: アドミュージアム東京 公式サイト
日本のグラフィックデザイン2026

アジア最大級のデザイン団体である日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が、1981年より発行しているデザイン年鑑『Graphic Design in Japan』の2026年版発行に伴い開催する企画展。厳正な選考を通過した入選作品の中から、実物とモニター合わせて約300点の実作品を展示。身近な雑貨や書籍、商品パッケージをはじめ、ポスター、ロゴ、ウェブサイト、映像、空間デザインに至るまで、世界的に評価の高い日本のグラフィックデザインの現在地を一挙に体感することができます。


会期: 2026年6月26日(金)~ 2026年8月6日(木)
会場: 東京ミッドタウン・デザインハブ
80 GRAPHIC TRIALSクリエイター80組とTOPPANによる挑戦の20年

クリエイターの独創的なアイデアと、TOPPANが培ってきた印刷表現技術を掛け合わせることで、グラフィックデザインの新しい可能性を探る実験企画「グラフィックトライアル」。プロジェクト発足から20年を迎えることを記念し、これまで挑戦をともにしてきた総勢80組のトップクリエイターによるポスター作品全400点を、3期に分けて一挙に展示します。作品が生まれるまでの試行錯誤のプロセスや、デザインと印刷技術の化学反応を存分に体感できる見応え十分の企画展です。


会期:第1期:2026年6月27日(土)~ 7月28日(火)
第2期:2026年8月1日(土)~ 8月28日(金)
第3期:2026年9月1日(火)~ 9月27日(日)
会場: 印刷博物館 P&Pギャラリー
リンク: 印刷博物館 企画展示詳細ページ
いろいろ、とりどり。鉄道広告 ~あの日、あの場所、あの広告~

埼玉県さいたま市の鉄道博物館(てっぱく)にて開催される、鉄道広告の変遷にスポットを当てた収蔵資料展。明治11年(1878年)の車内広告掲出開始以来、独自の発展を遂げてきた車内広告や駅広告などのメディアをジャンル別に紹介します。時代背景を映し出した秀逸なデザインの数々や、人々の日常に溶け込んできた鉄道広告の変遷と、グラフィックデザインとしての魅力の数々を体系的に紐解く企画展です。また、「駅弁デザイン」も同時開催しています。


会期: 2026年7月11日(土)~ 2026年9月28日(月)
会場: 鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー2
リンク: 鉄道博物館 企画展案内ページ

