
Amazon Prime Videoは、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の見放題独占配信に合わせ、2026年9月21日から27日まで新宿駅メトロプロムナードで、レンタルビデオ店を再現した特別広告を展開した。『チェンソーマン レゼ篇』は、藤本タツキ氏の漫画を原作とするアニメ「チェンソーマン」の劇場版。2025年9月19日に公開され、世界興行収入297億円を突破した。劇場公開から1周年となる2026年9月19日からPrime Videoで見放題独占配信されたことを受け、今回の広告企画が展開された。
新宿駅に登場したのは、昔ながらのレンタルビデオ店をイメージした展示型広告だ。同作が劇場公開時に「サメ映画」としても話題を集めたことに着目し、『チェンソーマン レゼ篇』と選りすぐりのサメ映画30作品をVHSケースで紹介。棚には作品がずらりと並び、駅構内にレンタルショップの売り場を再現した。

コーナー内には、『チェンソーマン レゼ篇』のVHSケースを2種類用意したほか、「藤本タツキ先生オススメ」と書かれたPOP付きのサメ映画特集も設置。Prime Videoが制作したレトロなサメ映画風ポスターや、チェンソーマンがサメの魔人・ビームに乗るシーンを再現した立体パネルなども配置され、細部までレンタルビデオ店らしい空間に仕上げた。
周囲の壁面や柱には、作品のハイライトシーンやキャラクターの等身大ビジュアル、劇場公開時のキービジュアル、Prime Videoでの配信に合わせて描き下ろされた最新ビジュアルも掲出。レンタルビデオ店風の展示を中心に、その周囲まで作品の世界観を広げる構成となっている。

新宿駅の地下通路という、本来レンタルビデオ店が存在しない場所に、突然その空間を出現させたことも今回の施策の大きな特徴だ。通勤や買い物で日常的に行き交う駅構内に、見慣れたはずのレンタルビデオ店が現れることで、通行者に強い違和感と発見を生み出している。配信作品をデジタル広告で訴求するのではなく、あえてアナログな店舗空間としてリアルに再現する。そのギャップ自体を話題化の仕掛けとし、作品の文脈まで含めて広告体験に落とし込んだ、展示型OOHと位置付けられる。

