Topics④：漫画の広告
今週、渋谷では漫画の新刊発売の広告が2事例見られたので紹介します。
1つ目がブルーロックの広告です。紫色の背景が春の季節感を演出したクリエイティブが印象的です。
春の新生活シーズンに合わせたプロモーションであることがわかります。特に「関東地方に桜前線到来中」「渋谷の社会人の皆さんへエゴい新生活の心得」といった地域と季節に即したメッセージが印象的です。「一生の友達を見つけよう」「尊敬できる目標を持とう」といった新生活に向けた応援メッセージが散りばめられ、新入社員や新入生への応援を込めた内容であることが伺えました。
2つ目が、ダンダダンの広告です。
色鮮やかなビジュアルが印象的で、作品の独特な世界観を表現しているようです。作中のキャラクターが複数描かれつつ、テキストは「ダンダダンをご存知で？」のみという大胆なビジュアルが印象的でした。駅の無機質な空間に強烈なコントラストを生み出していました。
Topics⑤：アニメの広告
4月は春クールのアニメの放映が開始されるタイミングということもあり、今週掲載されていたアニメに関する広告を3事例紹介します。
渋谷中央改札内階段シート
渋谷中央改札内Grandeボード
1つ目は、TVアニメ「ワンピース」の広告です。「さあ、冒険の続きだ。」という力強いキャッチコピーが特徴的です。
多くの人が行き交う駅構内の階段スペースで存在感ある展開となっていました。長年放送されてきた、今や国民的なアニメの再開を、ファンの期待感を高める表現で訴求したシンプルながら話題性のある広告となっていました。
2つ目は、WITCH WATCH（ウィッチウォッチ）の広告です。「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気漫画がアニメ化して4月から放映されることを告知した内容となっています。
渋谷109壁面で展開された広告は、鮮やかな黄色とピンクの配色が際立ち、遠くからも存在感あるビジュアルとなっていました。
3つ目が、アニメ「前橋ウィッチーズ」の広告です。同作は、群馬県前橋市を舞台にした5人の高校生の青春物語。撮影した写真は1種類ですが、サイネージでは、他のキャラクターもスライドショー形式で紹介されていました。
Topics⑥：アルコール飲料の広告
春のお花見シーズン…ということもあってか、多くのアルコール飲料の広告が展開されている3月4月。今週は渋谷駅で掲載されていた2事例を紹介します。
1つ目が、サントリーの「ザ・ピール」の広告です。
サイネージのスライドショー形式で展開された同広告。「果皮の逆襲。」「時代が皮る？」といった商品のPEELにちなんで遊び心を持たせたコピーが印象的でした。黒と金のコントラストが高級感を演出、成人をターゲットにした洗練された雰囲気を醸し出していました。
2つ目が、キリンビール「晴れ風」の広告キャンペーンです。
3月に入ってから都内複数箇所で展開されている同広告。広告には「晴れ風ACTION」というキャンペーン名と共に、日本の桜の保全に関するメッセージが描かれており、桜を守るための取り組みとして「桜AIカメラ」を紹介。桜の保全活動を企業活動と結びつけることで、社会的価値と商品価値を同時に訴求している点が独自性を持っていた事例でした。
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今週掲載された応援広告を紹介！
今週掲載された応援広告を紹介！
アドクロ編集部
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