Topics④：iPhoneの広告
Apple社の「iPhoneで撮る、iPadで描く」プロモーションです。iPhoneで撮影された日常的な風景写真に、iPadを用いて描かれたイラストが重ねられたアート性の高いビジュアルが特徴的です。
写真とイラストという異なるメディアを組み合わせることで「テクノロジーによる創造」を視覚化。デバイスの機能訴求ではなく、ユーザー自身の創作意欲を刺激するクリエイティブとなっており、夏休みシーズンに合わせて表現活動へのハードルを下げ、日常の記録と創造の両立を楽しませる狙いが感じられます。
デバイスの“使い方”を提示するのではなく、“使いたくなる衝動”を促すようなブランディング広告でした。
Topics⑤：スマートウォッチ「WATCH FIT 4 Pro」の広告
HUAWEIのスマートウォッチ「WATCH FIT 4 Pro」のプロモーション広告です。渋谷駅地下通路の柱サイネージと大型サイネージを組み合わせて展開されており、視線の動線に沿った構成が特徴的です。
広告には木村拓哉さんを起用。スポーティーな姿勢でこちらを真っ直ぐ見つめるビジュアルと、「PLAY IT ALL」のコピーが、製品のアクティブな用途と幅広い機能性を訴求しています。
連続するサイネージがすべて木村さんの写真で統一されており、どこを歩いても視界に入るジャック感を演出。ブランドの世界観に一瞬で引き込まれるような没入体験を促しており、通勤・通学などで日常的にこのエリアを通る人々の記憶に残る広告でした。
Topics⑥：Zoff「SUNCUT Glasses（サンカットグラス）」の広告
Zoffの「SUNCUT Glasses（サンカットグラス）」の広告です。青一色の背景で構成されており、夏の日差しと清涼感を想起させるシンプルながら印象的なデザインとなっています。
広告にはSnowMan目黒蓮さんを起用。日常のさまざまなシーンでSUNCUT Glassesを自然に着用する姿が描かれています。おしゃれなアイウェアとしてのファッション性と、UV100%カットという機能性の両立を強調していました。
広告は、ブランド名・機能・モデル・デザインすべてがひと目で伝わる構成となっており、文字ではなくビジュアルで見せる表現が印象的でした。夏の外出時に「ちょっとかけてみたい」と思わせる、生活者の購買スイッチに寄り添った季節性の高い広告でした。
次のページ
今週掲載された応援広告を紹介！
今週掲載された応援広告を紹介！
アドクロ編集部
記事ランキング
