Topics④：映画『岸辺露伴は動かない』の広告
映画『岸辺露伴は動かない』の広告です。
荒木飛呂彦原作の人気ミステリー漫画を実写映画化した作品のプロモーションで、赤と黒を基調とした印象的なカラーリングと、作中の複数の場面写真を組み合わせた構成が特徴的です。
広告の左側には特徴的なヘアスタイルの主人公・岸辺露伴を演じる高橋一生さんの姿が大きく配置され、ヴェネツィアを舞台にした神秘的かつ不穏な雰囲気を演出。ホラーやサスペンス要素の強い原作の世界観を忠実に表現しています。赤と暗色のコントラストが強い視覚効果を生み出し、通行人の目を引きつける効果的な広告デザインとなっています。また、他の登場人物たちの印象的な表情とセリフが、原作の内容を知らない人にも映画の内容を想像させる効果を生み出しています。
映画公開のタイミングに合わせ駅構内の人通りの多い場所に配置することで、多くの映画ファンだけでなく、原作を知らない人々の興味も引くビジュアルとなっていました。
Topics⑤：Anuaの広告
Anua（アヌア）のスキンケアシリーズの広告展開です。
東京の駅構内に設置された大型のウォール広告で、「優しく。強く。」というブランドメッセージを全面に掲げたキャンペーン広告となっています。爽やかな水色を基調とした背景に、「なにわ男子」のメンバー大橋和也さんが白いシンプルな服装で微笑むクリエイティブが、清潔感と透明感のあるイメージを演出しています。
「1週間ケアシリーズ」という商品ラインの各種フェイスマスクパックの展開に合わせ、「70+」「77+」「100+」など数字の記された数種類の製品が視覚的に分かりやすく配置されています。
韓国コスメの人気が継続している中、スキンケア需要が高まる季節の変わり目に通勤・通学時に繰り返し目にする機会を創出する、効果的な広告展開となっているように感じられます。
Topics⑥：niko and…の広告
niko and...（ニコアンド）のブランド広告です。
東京の駅構内に設置された白を基調としたミニマルなデザインのクリエイティブで、同ブランドのコンセプト「であうにあう」を渋谷と掛け合わせ、「しぶやであう」というコピーで視覚的に展開したキャンペーンとなっています。柱面を囲むように四角形の広告パネルが配置され、シンプルながらも存在感のある仕上がりとなっています。
各面には大きな日本語文字で「しぶやであう」と縦書きで表記され、下部には「niko and...」というブランドロゴを控えめに配置。一部のディスプレイには若い男性モデルの写真や子どもの横顔の写真も含まれており、ブランドの持つ多様性や人と人との出会いを表現しているようでした。
白を基調とした清潔感のあるデザインと黒の文字のコントラストは、混雑した駅構内でも視認性が高く、通行人の目を自然と引きつける効果があります。ファッションブランドでありながら、物ではなく「出会い」や「発見」という体験価値の訴求を感じる広告展開となっていました。
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今週掲載された応援広告をご紹介！
今週掲載された応援広告をご紹介！
アドクロ編集部
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