Topics④：漫画「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」の広告
新宿アドゲート
漫画家・大暮維人さん画業30周年の集大成作品である漫画「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」の広告です。
複数作品と連載開始年が描かれており、大暮先生の作家としての歩みを時系列で振り返らせる構成となっています。全体的にモノトーンで描かれたキャラクターたちが、ビビッドなイエローの背景上で浮かび上がるように描かれており、遠目からでも強い視認性を保ちながらも、イラストそのものの繊細さが際立っています。
現在連載中の「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」の広告として展開しつつも、横長のビジュアルで過去の歴史も振り返れる、ファン層の熱量をうまく拾い上げたビジュアルと言えるのではないでしょうか。
Topics⑤：映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の広告
映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の広告です。赤一色の背景に並んだマスク型のビジュアルが強烈なインパクトを放っていました。
今回の広告では、同作に登場するキャラクター岸辺露伴の“スタンド”である「ヘブンズ・ドアー」を模した付箋がピールオフ形式で配布されていました（※写真撮影時はすでに終了）
特に目を引くのは、壁一面を覆うように連続配置されたマスクデザイン。均等に描かれたビジュアルが「視線を奪われる不気味さ」を持ち込み、異質な存在感を放っていました。また、銀の鏡面シートに割れたような演出を加え、赤い文字を重ねたビジュアルでは「この世で最も不幸な懺悔を聞く覚悟はあるか」というコピーが不気味に浮かび上がり、ちょっとゾッとしてしまうようなデザインとなっていました。
ただの主演俳優推しではなく、作品の空気感そのものを持ち込んだような設計が印象的で、作品の世界観を体感させることで、興味関心を狙っていたように感じた事例でした。
Topics⑥：文具女子博トーキョーの広告
文具女子博トーキョーの広告です。2025年6月26日から29日にかけて東京・有明GYM-EXで開催されるイベント「文具女子博トーキョー」を告知する内容で、「3年ぶり」と東京開催であることを強調していました。
クリエイティブには東京の街並みに加えて、文具アイコン（ハサミ、ノート、カメラ、定規、イヤホンなど）をあしらい、まるで文具がでできたような世界観を演出。夏の到来を感じさせる花火モチーフも加えられており、夏祭りと重なってて盛り上がりのある印象に感じた広告でした。
近くを通行していた女性二人組が「こんなイベントあるんだ」「知らなかった」といった話をしていたりと、イベントの周知としてシンプルながら影響力のある展開だったと感じます。
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今週掲載された応援広告を紹介！
今週掲載された応援広告を紹介！
アドクロ編集部
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