LE SSERAFIM×Indeed 職業いろいろ広告
渋谷駅の各所に展開されたIndeedの広告です。
広告にはLE SSERAFIM（ルセラフィム）が様々な職業に扮した姿で登場。それぞれ雑誌の表紙のようなスタイリッシュなデザインで、すべての職業を魅力的に表現していました。職業のバリエーションの多さだけでなく、どの職業も魅力的だというメッセージ性も感じさせる広告だったように思います。
この広告は渋谷駅構内の様々な場所に掲出されていました。
また、渋谷駅前の憲章シートと渋谷ハチ公広場センターシートでも展開され、渋谷駅前がLE SSERAFIM一色となっていました。
この大規模な広告施策はファンを中心にSNSで話題になりました。広告の写真を撮りに訪れる人も多く、自分の推しメンが様々な職業に扮している姿はファンにとって貴重でうれしい広告だったと思います。
ゼクシィの広告
新宿駅構内にて展開された結婚情報誌「ゼクシィ」の大型広告です。
「なにげない毎日も、あなたがいるだけで。」という大きなコピーが存在感を放つこの広告は様々な場所の風景の中にうっすらとパートナーの姿が映し出されたデザインです。
右端には「東京都のみなさん、ご存じでした？」から始まる文章があり、パートナーの写真を撮る人が日本で一番多いのが東京都であることを説明しています。
これはパートナーがいる人を対象にゼクシィが行った調査の結果で、この調査結果に注目する人も多かったようです。東京都民はもちろん、上位にランクインした埼玉県民や神奈川県民も「へぇ～」と思うような広告だったのではないでしょうか。
コヤマドライビングスクール 武将広告
東京・神奈川で運営されている自動車教習所「コヤマドライビングスクール」の大型広告です。広告には、黄色と赤というインパクトのある色を背景に、歴史に名を遺した豊臣秀吉と徳川家康のイラストが描かれており、それぞれ、「天下を取った秀吉でさえ、免許だけは取れなかった。」と「天下を取った家康でも、免許だけは取れません。」とのコピーが記載されています。下部には「免許が取れる時代の人は Koyama Driving School」のコピーもあり、
“偉大な歴史上の人物でさえも取得できない運転免許”と印象付けることで、免許を取ることの価値の大きさをアピールしていました。
歴史上の人物の絵をそのまま載せ、先ほどのコピーを入れるだけで、免許を取れなかった2人が悔しがっているようにも見えます。
SNSでは“歴史上の人物が取れなかった運転免許“という切り口がユニークだったと評価するコメントが見られました。
編集部からの一言
今月は思わず見入ってしまう広告が多かった印象です。
森永ラムネのドットアートはすべて手作業で制作されたという力作でした。水色の背景が受験勉強も青春の1ページであるかのような演出となっており、奥深さを感じます。
SUUMOとこち亀のコラボ広告も、ストーリーが気になり、足を止めて読み込んでしまう広告でした。マスコットキャラクター・スーモも両さんに負けない存在感を放っていました。
ゼクシィの広告は温かみのあるコピーがインパクト大でした。パートナーの写真を撮る人が首都圏在住の人に多いというのは何か要因があるのか、考えさせられる広告でもありました。
Snow Manの広告とLE SSERAFIMのIndeedの広告は、ファンによる話題化も狙っていたと思われますが、ファンにはうれしい広告施策だったのではないでしょうか。
来月以降も、どういった広告が見れるのか楽しみですね。
過去の事例はこちらからご覧いただけます：面白い広告まとめ | ネットでバズった話題の広告
小松未知子 アドクロ編集部
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