Topics④：「SAKAMOTO DAYS（サカモトデイズ）」の広告
TVアニメ「SAKAMOTO DAYS（サカモトデイズ）」の放送開始の告知広告です。渋谷駅構内複数箇所で「#サカモトマンデイズ」をテーマに展開されていました。
特に話題となったのが、斜めに切るように演出されたされたポスターで、実際に作中のキャラクターが斬ったような見せ方になっており、その大胆さが話題を呼びました。
赤を基調とした大胆なデザインと「いつもの月曜日に、刺激的な非日常を。」と放映日の「月曜日」にちなんだ内容で展開。主要キャラクターごとに異なるポスターとなっており、それぞれの表情や構えがまさに「非日常」感を表現していました。
「月曜＝サカモトデイズの日」と言わんばかりの設計は、コンテンツ視聴の定着を狙うアニメにとって理にかなったアプローチで、通勤・通学者の目線を掴む興味深い切り口でした。
Topics⑤：漫画「DRAGON BALL」の全42巻セットの広告
新宿駅で展開された、漫画「DRAGON BALL」の全42巻セット「DOUBLE COVER BOX」発売を告知する広告です。
各巻ごとのカバーイラストが著者・鳥山明氏と豪華ゲスト作家によって描かれたダブル仕様で展開されていることが一目でわかるビジュアルとなっています。まるで美術展のように、ズラッとイラストが並ぶ光景はまさに圧巻でした。
各イラストには作家名に一言コメントがつけられており、1枚1枚読みたくなってしまうような仕掛けになっていました。
OOHという、一覧性が高い媒体特性を活かし「全巻分のビジュアルを一望できる」スケール感は、通行人の足を止め、写真に収めたくなる内容でもあります。自分の“推し作家”を探すだけでも楽しめます。
「ドラゴンボール 広告」等でSNS検索すると多くの投稿が見られるなど、盛り上がりを見せておりました。作品への敬意とファンへの感謝、そして新たな購買動機の創出を目的とした広告展開でした。
Topics⑥：漫画「ヒカルの碁」原画展の広告
漫画「ヒカルの碁」原画展開催を告知する広告です。JR山手線の28駅で展開された広告は、各駅ごとでビジュアルが異なっており、ファンを中心に「スタンプラリー」と称してポスター巡りをするSNS投稿が数多く見られました。また、公式投稿は2,000近い拡散を記録するなど、話題となっていました。
作中のワンシーンを切り取ったビジュアルが印象的で、「碁を始めてどのくらいになる？ 千年」や「オレは神様になるんだよ この碁盤の上で」といったセリフを大きく描き、ファン層には嬉しい展開となっていたように感じます。
背景はシンプルで、言葉と線画だけに集中させることで、利用者に対して「これは何の広告だろう？」と注目してもらい、原画展への誘導にも自然に繋がっていました。
作品自体のノスタルジーと敬意、そして作品の力強さが詰まった告知となっていました。
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あのキャラクターのポスターが全100種展開！
あのキャラクターのポスターが全100種展開！
加藤誠也 アドクロ編集部
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