3.出会い設計＝タッチポイント
なんだか良い感じの人＝ホットリードを見つけたら、次は「いつ・どこで・どうやって」声をかけるか、です。
メールを送るのか、直接声をかけるのか、置き手紙をしてみるとか？相手と接触（タッチポイント）する手段（チャネル）はさまざまですね！
意中の相手がスマホを眺めている休憩時間、週末の予定を立てる金曜17時、少し寂しさを覚える雨の夜…タイミング・場所・手段をしっかりと見極めて味方につければ返信率は確実に上がることでしょう。
ビジネスでも顧客の「課題が最も疼く瞬間」を狙い撃ちすることが大切。
- 課題ピーク：月末残業／決算前／繁忙期
- 接触チャネル：検索広告／SNS／ウェビナー／営業メール
- 即効オファー：無料トライアル／チェックリストDL／限定クーポン
これらを多角的に分析し、課題×チャネル×時間で優先度を付けてみましょう。
メッセージはこれまでと同じでも、タッチポイントを最適化するだけでCVRは驚くほど改善します。
4.フックメッセージの極意
初対面の印象は『最初の7秒』で決まる。恋愛ならプロフィール写真とひと言目、ビジネスならファーストビューとコピーが生命線です。
3つを1フレーズに凝縮し、「続きを読めば答えがある」と思わせる余白を残しましょう。恋愛でも「年間100冊読む本の虫です。静かなカフェ巡りが生きがいで、いつか自分専用の図書館を作るのが夢なんです」とここまで言えば興味を持たれ、続きを聞かれる確率が格段に上がります。
5.テスト＆改善＝ABテスト
恋の口説き文句も広告コピーも、一発必中は稀。トラックに引かれる寸前で「あなたがすきだから」と言うレベルでないと落とせないでしょう。成功するためには『試行→計測→改善』のループが成否のカギとなります。
仮説を立てる
- 恋愛：口説き文句をA案・B案を用意
- 仕事：キャッチコピーＡ・Ｂ案、バナーＡ・Ｂ案、LPレイアウトＡ・Ｂ案
小さく試す
- 恋愛：友人に相談→友人相手に反応を可視化
- 仕事：少額でテストマーケティング→CTR / CVRを計測
KPIで評価
- 恋愛：共感度・興味度をヒアリング
- 仕事：クリック率2→3％、商談化率10→12％など
OODAで高速改善
- Observe（観察）→Orient（解釈）→Decide（決定）→Act（実行）
テスト文化を根付かせれば、恋も売上も『当て勘』から『再現性』へ。恋に再現性はあまりあってほしくないですが、「ライバルに勝てない！」そう感じたら自分を磨いてみましょう。
改善サイクルが速いほど、費用は下がりLTVは伸びていきます。
今日からできるTo-Do
- 接点マップを作り、課題×チャネル×時間をマッピングし施策設計
- ７秒コピーを数字・情景・未来で案を作成し、ミニマムで試して反応をテスト
- ABテストを実施し、目標KPIに向かってOODAを回す
この3つだけでも『出会いの質』は劇的に向上します。次回は「関係構築」について解説します。一見さんを熱烈ファンに変えるコミュニケーション術を深掘り予定。お楽しみに！
北村宏明 合同会社コトウリ
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