アドクロ編集部がお届けする2025年6月23日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。
Topics①：キャンペーン「OK!!広島」の広告
広島県の観光キャンペーン「OK!!広島」の広告です。
渋谷駅構内の長い通路に、広島の名物グルメや観光地を描いたビジュアルを展開し、道行く人の食欲と旅行意欲を刺激していました。
「渋谷のみなさん、腹減る準備OK？」を皮切りに、広島風お好み焼き、牡蠣、汁なし担々麺、日本酒…など、代表的な広島の“おいしい”が次々と登場。広島の魅力がストレートに伝わってきます。
「OK!!○○」というフォーマットをテンポよく繰り返すことで、通行者の目を止め、記憶に残りやすい構成になっている点も印象的でした。
Topics②：映画「小林さんちのメイドラゴン」の広告
映画「小林さんちのメイドラゴン」の公開告知広告です。
広告は「全国にいる100万人の小林さん」というワードを前面に打ち出したコピーが印象的で、2025年5月時点で全国に100万人以上いるという「小林姓」に注目。映画タイトルの「小林さんち〜」と重ねることで話題性をもたらし、「知り合いにいる小林さんに紹介しよう」といった口コミの輪が生まれそうな印象を受けました。
ビジュアルでは主題歌を歌う小林幸子さんが大きく描かれ、「全員、劇場に行きなさい！」というインパクトのあるコピーで通行者へ印象づけていました。
Topics③：「トラベロカ（Traveloka）」の広告
旅行アプリ「トラベロカ（Traveloka）」の広告です。
梅雨明けや夏休み前の6月中旬から7月中旬という旅行需要が高まると想定されるタイミングで展開。広告のビジュアルは、南国リゾートのプールで楽しむ若い女性3人の笑顔や、ローカル市場を散策する様子が印象的で、旅行の空気感を直感的に伝えるものとなっています。
キャッチコピーには「羽のばそっか、トラベロカ」「全部任せちゃおっか、トラベロカ」といった柔らかい語感のフレーズが使われており、旅へのハードルを下げ、気軽さと安心感を同時に訴求している点が特徴的でした。
同サービスにおける、日本市場での知名度拡大とアプリ利用促進を狙った広告と想定され、夏のレジャー意欲に合わせたビジュアルが印象的な事例でした。
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「uno（ウーノ）」の広告
「uno（ウーノ）」の広告
アドクロ編集部
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